オン・ザ・マップ 地図と人類の物語

オン・ザ・マップ 地図と人類の物語

地図は人間の歴史を饒舌に語る。
――世界地図の概念が「発明」されてから2000年、地図制作は人間の進歩とともに発展してきた。コロンブスを遡ること500年前の新大陸発見を証明する古地図、英国の至宝となった絵地図をめぐる大論争、多くの人命を救ったコレラの感染地図……。先史時代の洞窟壁画からGoogleマップにいたるまで、果てなき好奇心で未踏の地に挑み、地図を作りつづけてきた人間の壮大な闘いと冒険の物語。
*貴重な図版を100点以上収録。「地図の世界史」決定版!

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オン・ザ・マップ 地図と人類の物語 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年05月06日

    ・1290年に作製された「マッパ・ムンディ」。ヘレフォード大聖堂。
    ・アフリカの地図…西欧先進国による勢力地図。
    ・コング山脈のでっちあげ、地図による隠蔽、「文明化」の名の下での支配と搾取。
    ・19世紀から、地図やガイドブックの一般化。
     ベデガーのガイドブックはナチスに採用され、敵軍の士気を阻喪さ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月09日

    石に刻まれた現存最古の地図からオープンワールドゲームの世界まで。歴史のなかで重要な役割を果たした地図を語り尽くす、地図学の入門書。


    ヘレフォード大聖堂がマッパ・ムンディ(中世の世界地図)をサザビーズで競売にかけようとした顛末から始まり、コロンブスではなくアメリゴ・ヴェスプッチを新大陸の発見者とす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月10日

     地図に関する歴史を振り返りながらの地図を通しての細かな物語がたくさん詰め込まれている。それぞれはだいぶ独立した話になっていて、新世界の発見のことから人体の地図のことまでことにまで話が及ぶ。あまり体系だった話にはなっていないが、地図について今ではあまりに当たり前に思ってしまっていることも、昔の人たち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月31日

    古代ギリシアの地図から宝の地図、地下鉄路線図、絵本やゲーム中の架空の地図、さらにはグーグル・マップまで、およそ地図と名のつくものについての歴史と、その作成者達の物語が詰まっている。
    デジタルの地図は確かに便利だが、人間から地図を読む能力を急速に奪っているのではないか、というするどい考察には、同感だ。

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