巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか

巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか

896円 (税込)

4pt

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2012年、ムンクの「叫び」が当時の史上最高落札価格を更新する1億700万ドルで落札された。オークション会社サザビーズの手数料を加えると1億2000万ドル。当時の為替レート、1ドル80円で換算すると96億円!

オークション会場で展開された息詰まる一騎打ち。ただよう緊張感。そして高値を引き出すオークショニアのテクニック・・・。
マドンナ、ディカプリオ、エリック・クラプトン、ビル・ゲイツといったセレブや、ビジネス界の大物、億万長者ならぬ「兆円長者」たちが、しのぎを削る華やかなオークションの舞台裏へ、アートビジネス裏の裏まで知りぬいたサザビーズジャパン前社長で、世界的な富裕層と交流のある著者がご招待。

戦乱やインフレにも強いアートは資産としても位置づけられており、富裕層の「資産の20%はアート」とも言われている。そのためアート市場は巨大化、グローバル化しつづけている。欧米だけではなく、中国、ロシア、中近東など新興国が台頭する一方、日本は大きな遅れをとっている。

日本にいては目の届かない世界のアート産業の今が分かる!

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巨大アートビジネスの裏側 誰がムンクの「叫び」を96億円で落札したのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    世界全体で7兆円とも言われる巨大なアート市場では、サザビーズやクリスティーズに代表されるオークションが大きな役割を果たしている。有名な絵画やあるいは一見意味不明な現代アート作品が高額で落札されるとニュースにも取り上げられるので、オークションについてのイメージは誰でも何かしら持っているだろう。でも、そ

    0
    2017年07月16日

    Posted by ブクログ

    サザビーズやクリスティーズなどの「オークション」についてから始まり、資産としてのアートについてまでまさに「アートの裏側」を垣間見ることのできる一冊。

    自分もここまでのアートコレクションをすることはできないけど、自分の手の届く範囲で「自分の直感」を信じたコレクションをすることが一番良いのだということ

    0
    2018年04月04日

    Posted by ブクログ

    ・オークションは3Dビジネス
    death(死去),divorce(離婚),debt(負債)のタイミングで遺産や資産が処分されるから

    ・オークションの付加価値は
    ①匿名性
     出品者は身元を隠したい(持っていることがばれると自分たちが資産家であることがばれるから)
    ②信頼性
     本物かどうか、ナチスの盗

    0
    2016年10月24日

    Posted by ブクログ

    アート市場やオークションに至る流れを紹介してくれる。アート市場は物好きの道楽ではなく、立派な産業であり、ビジネスとなっていることを知らされる。

    0
    2018年10月22日

    Posted by ブクログ

    オークショニアの仕事はいろんな仕事の混ぜ物のような感じだということ。

    売り手としての美術品コレクターに対しては長い年月をかけて関係性を築いて売り物を入手する。相続などのタイミングで売り物が出る ⇒不動産の営業マン

    VIPの買い手は入口で顔パスができるようにマネージャークラスが会場の入り口に交代で

    0
    2017年05月26日

    Posted by ブクログ

    石坂泰三のお孫さんである元サザビーズ日本支店長の美術本。
    こんな貧富の差を前提とした世界は滅ぶが良い。、

    0
    2016年11月18日

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