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その日、乃木洋一郎は一月の寒空の下で酔って道に蹲っていた笹倉優人を仕方なく家に連れ帰った── 乃木は大学生でデビューして八年目の人気作家だ。大御所作家に誘われ付き添いで行ったバーで見かけた気の弱そうな青年を成り行きで介抱しただけの筈だったが……断れない酒をつぶれる程に飲まされた上に財布と鍵を失くし、さらにアパートにはストーカーのような女。こいつには危機管理能力も思考能力も無いのか、と呆れながらも優人を放っておけなくなってしまった乃木は彼をしばらく家に置くことにして……!?
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イラストに惹かれて買いました。
知らない人だけど、見捨てておけず道で拾って、そのままにも出来ず、自分の家で介抱する
初読みではわからなかったストーリーの深見が、二度三度と読むうちに気づく。
心の奥の温かいところをそっと包まれる感じの作品。
改めて愛しい気持ちを思い出す。
Posted by ブクログ 2013年11月10日
初めて読む作家さんでした、どうやら初作のようす。
受け視点と攻め視点の交互の描写なので心情描写がわかりやすい。
内容は、いやあ世話焼きツンギレ不器用攻めって本当にいいものですね!という感じです。受けも卑屈でど天然、心地よい社会不適合者っぷりで変人だめだめ受けが好きな人にはたいへんによろしいんじゃない...続きを読む
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