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驚くべきコンビニの内幕と人間模様を大公開。
日本全国に5万店以上あり、原則24時間、365日営業で飲食料品はもちろん、日用品からペットのエサまで必要なものは大抵揃う。各種サービスも豊富で、もはや、コンビニなしの生活など考えられない。
ただ、その分、従業員への負担は増える。多忙な上に次々と登場する新サービスのマニュアルをすべて覚えるのは至難の業だ。その中でもひときわツライ立場にいるのが店長(オーナー)だ。最近ではアルバイトも集まらず、その分、店に出る時間は長くなる。独立した経営者という立場のため、当然、残業代なんていうものは出ない。人件費を浮かせるために奥さんに頼み込んでシフトに入ってもらうのは当たり前だ。
意外と知られていないが、店頭で売っているおでんやコロッケなどの揚げ物などには「ノルマ」があり、その数字を達成するために自腹を切って、その数字を達成させたりする店もある。そこまでするのは、本部チェーンからやる気がないと見なされて「契約解除」を通告される怖れがあるからだ。
そんなコンビニ店長の哀愁漂う「日記」には、知られざる内情がたっぷりと詰まっている。
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Posted by ブクログ
★★★ 読めてよかった
FC店長をしている筆者の1年の記録。本部との軋轢、あくどい客の対応やアルバイト雇用への課題、そしてあたたかなエピソードなど、一言では語れないコンビニへの想いが綴られている。
個人的に驚いたのは、本部とFCの圧倒的な力の差だ。FCでは本部からの明細が確認できないこと、他店(ドンキホーテなど)の店頭価格より仕入れ値の方が高価なこと、FCは知らぬ間に借金を負わされていることなど、あまりの理不尽さ、狡猾さに感心した。著者は経済学部を卒業しており、ある程度数字には強いはずだが、それでも加入前は分からないというのだから実に巧妙だ。
満足に家族との時間も確保できないというのは過酷だが、本書から著者はかなり聡明な人物だと感じられたので、彼には無理のない範囲で生きていてほしい。
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