ワンダー・ウォール

ワンダー・ウォール

517円 (税込)

2pt

3.5

医学部に通う「きりな」には二つの秘密がある。
一つは弟と肉体関係があること。
もう一つは高校三年の時、恋人の子どもを堕胎したこと。
ある日、研究室の仲間から、大学にある謎の水槽の存在を教えられた彼女は、自分の過去が大きな犯罪に関係していることを知る……。
新世紀文学の旗手・桜井亜美が遺伝子の謎に挑む意欲作。

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ワンダー・ウォール のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年09月22日

    本書のタイトルのもとになっているのはOasisの「WONDERWALL」ですが、この曲については著者のデビュー作である『イノセントワールド』でも引用されていたように記憶しています。本作も『イノセントワールド』とおなじく、性と遺伝子というモティーフがあつかわれています。

    医学部に通う星河きりなは、三...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。遺伝子を絡めたお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    誰もが奇跡を求めているのかもしれない。
    天に祈りを捧げるように、
    自分にはどうにも出来ない何かを叶えるため。

    命は命のためだけに。
    遺伝子が取り上げられた作品だったけれど、
    人間が手を出してはイケナイ部分は確かにあるんだと思う。
    たとえそれがどんなに科学を進めようと、
    その後たくさん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ミステリー!
    面白かった。
    どんな作りかたしてもどんな形になっても子供って大事なんだね。
    そんなことしたらいかんのだよ。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    桜井亜美さんの書いた本で1番最初に読んだ本。主な購買層は女の人かな。文章がそんな感じでした。近親相姦、遺伝子実験、妊娠中絶・・・内容は難しいけど入り込める本でした。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    桜井亜美の作品は
    不毛なセックス、援交、ドラッグ、人殺し・・・
    すべての悪いと言われているものが詰め込まれる。

    この作品だけは
    伝わるものがあったけど
    あとの本はネタが似すぎて
    正直どれがどれか覚えていない。

    0

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