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「奥さんいるくせに」――。妻子あるサラリーマン伊藤享次は、今日もまた女性たちと恋愛を重ねながら、孤独でやるせない日々を送っている。女たちに愛されてると思っていても、嫉妬し、動揺し、傷つく男。そんな男の愚かしさに惹かれつつ、女たちは冷静に言葉を返す。 「あたし誘ってるように見えました? だったらごめんなさい」「もうダダこねてもかわいくない歳だってことくらい自覚なさったら?」「悪いけどそこまでしてあなたと結婚したいなんて言った覚え、ないわ」……。男のファンタジーを切なく描く、オフィスラブ・コミック。
※本作品は電子書籍化にあたり、解説が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
内田春菊なる「ものかき」(本人談)は、果たして男性脳なのか女性脳なのか? としたとき、明らかに女性脳なのだけど、こうした作品があるから混乱する。きっととても自分を客観的に見られる部分もあるのだと思う。この本もさいしょは主人公が男性なんだけど、そして何人もの女性と不倫しているのだけど、あとにいくにつ...続きを読む
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