人間・始皇帝

人間・始皇帝

ビジネス・実用
946円 (税込)

4pt

苛烈な暴君か、有能な君主か。中国最初の皇帝の生涯は謎に満ちている。出生の秘密、即位の背景、暗殺の経緯、帝国統一の実像、焚書坑儒の実態、遺言の真相──。70年代以降に発見された驚くべき新史料群に拠り、『史記』が描く従来の像を離れ、可能な限り同時代の視点から人間・始皇帝の足跡をたどる画期的な一書。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波新書
  • タイトル
    :
    人間・始皇帝
  • タイトルID
    :
    358602
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年02月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    11MB

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人間・始皇帝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    焚書坑儒に代表される今までの始皇帝のイメージについて考えさせられる本。史記だけをベースにするだけでなく、近年新たに発掘された木牘や他の資料も参考にしながら正しく「人間・始皇帝」を描いている。おすすめです。

    0
    2024年08月25日

    Posted by ブクログ

    一代で中国全土を統一した男を学術的に説明してくれている。焚書坑儒で暴君としての側面が語られるが、名前の如く全ての始まりで朕という名称を使い出したり度量衡や文字の統一や万里の長城(皆が大体イメージされるものとは異なるけど)を成し遂げた事を見るに大政治家といえよう。
    興味深いのは司馬遷の史記と異なる点が発掘という考古学の観点から分かってきた事。また呂不韋の一件や後継者を決めずに亡くなったのも事実とは異なる事など始皇帝についての知見を得るのに良い本。

    0
    2024年12月16日

    Posted by ブクログ

    キングダムを見ているので、もっと知りたいと思い手に取りました。「嫪毐」が実在していたことなどを初めて知りました。始皇帝といえば、「兵馬俑」ぐらいしか思い浮かびませんが、最新の発掘データなどを基にしている書なので、いろいろなことが知れるいい本です。

    0
    2022年09月17日

    Posted by ブクログ

    始皇帝の統一までの話と秦の崩壊を、司馬遷の史記ベースに、最近の発掘調査の成果も交えて話が進む。学術的な要素が強いが、始皇帝の暴君のイメージが近年中国でも見直されているというのは、この本にかかれている調査結果も関わっているのかなと思う。特に、全中原に敷いた政策や法治制度については、その後の中国の文化やひいては日本の制度にも深く関わっているようで、始皇帝が単に最初に中国を統一した人、ではないことがよくわかった。

    実は、キングダムの進みがおそすぎて読み始めたが、途中さらっとキングダムネタバレ要素があって、あーもう漫画はいいかな、って気になってしまった笑

    0
    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    文章ちょっとクセがあるけど、へえ、最近の研究ではそうなってるるのか、みたいな驚きがたくさん。中国はまだまだ資料が出てくるのね。ていうかはやく始皇帝陵あれしてほしい。

    0
    2021年01月05日

    Posted by ブクログ

    始皇帝の波乱に満ちた生涯を追う。
    司馬遷『史記』の記述が取っ掛かりではあるが、近年出土した多数の竹簡や、陵墓の発掘や解析といった「最新資料」を基に、史実を丁寧に捉え直すことが試みられている。

    例えば「焚書坑儒」については、あくまでも北の匈奴や南の百越との対外戦争を批判する知識人に対する言論弾圧(儒教弾圧というのは、後の儒者により作られた「イメージ」)であり、始皇帝自身、儒教的価値観(君臣父子等)を大切にしていたというのが史実のようである。

    中国の古代史や地理の予備知識が少ないと、十分に読みこなすのは難しいが、地図、人物紹介、年表といった参考資料が豊富であり、親切な作りとなっている。

    始皇帝やその周辺人物が織り成す人間ドラマはとても興味深い。
    今後も、新たな出土資料等により新たな史実が発見される可能性は高く、歴史のロマンが強く感じられる。

    0
    2016年04月18日

    Posted by ブクログ

    始皇帝って、日本の戦国時代に例えると織田信長か。その少し後の時代の、劉邦・項羽に比べると、今ひとつ人間的にどういう人かよくわからんのだなぁ。史記は漢の時代に書かれただけあって、漢のフィルターがかかった始皇帝像なわけだが、この本は近年の研究成果から本当の姿に迫ろうとしていてかなり興味深い。
    そもそも、本来の名前は贏政でなく趙生というところからして目ウロコ。
    キングダムは一応読んどいたほうが良いかなぁ。

    0
    2015年12月19日

    Posted by ブクログ

    最近の考古学の成果を活用して史記の記述を再検討している。始皇帝が東方の進んだ文明や祭祀を積極的に取り込んで行った様子、北と南の戦争で中華と蛮夷を区別したこと、統一後の皇帝という称号の選択や李斯を中心とした法家による支配などがわかる。また胡亥の二世皇帝は始皇帝の指名だった可能性、実際の年齢が12歳でしかなかったこと、趙高がいわゆる宦官ではなく法家だったことなどが意外で面白かった。また考古学の成果から当時の官吏の仕事や夢占い、28宿と四神の対応などがわかる。

    0
    2015年10月16日

    Posted by ブクログ

    アニメ「キングダム」で始皇帝に興味を持ち読んでみる。教科書などでこれまで得た知識は、兵馬俑や万里の長城、焚書坑儒など一般的なものしかないので史実を深く知りたくなる。本書では、最新の研究結果もふまえて始皇帝の業績に触れ、さらに人物像に迫っている。

    これまで始皇帝の記述は、司馬遷による「史紀」によるところが大きかったが、最近では古井戸の発掘などで竹簡などの新しい資料が明らかにされているとのこと。新たに発見された同時代の資料は、始皇帝がこれまで一般的に語られてきた暴君のイメージを少しずつ変えているらしい。

    0
    2021年02月04日

    Posted by ブクログ

    これまで秦の始皇帝の史料は司馬遷『史記』に依拠していたものが、1974年の兵馬俑発掘と翌1975年の竹簡出土により新たな歴史考察が可能となった。学習院大の鶴間教授による始皇帝に纏わる定説を再考察する新書。

    全体的には余程始皇帝に興味ある方でないとキョトンとしてしまうかもしれない。従前の学説との相違点やそれがどう凄い発見なのか、鶴間教授の熱量は伝わってくるものの推量も多く文章が冗長的で結論も要点に欠けややわかりにくい。漫画『キングダム』やほか歴史書などで多少の予備知識があったので復習の意味も含めて個人的には楽しめたが、読者を選ぶ本かもしれない。

    0
    2020年01月14日

人間・始皇帝 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波新書
  • タイトル
    :
    人間・始皇帝
  • タイトルID
    :
    358602
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2016年02月18日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    11MB

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