超入門! 現代文学理論講座

超入門! 現代文学理論講座

935円 (税込)

4pt

作者は作品を支配する神ではない!! 作者と作品を切り離して読んでみよう!! “テクスト”と向き合うことで生まれる文学作品との新しい出会いは、今まで経験したことがないスリリングでクールな読書体験となるでしょう。従来の作家論や作品論による作品読解ではなく、現代文学理論による作品読解を高校生になじみ深い作品や作家で実践的に解説。旧知の作品の新たな魅力を発見する。

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超入門! 現代文学理論講座 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、ちくまプリマー新書はハズレがない。文学理論が使えるようになる画期的な本である。ロシア・フォルマリズム、言語行為論、読書行為論、昔話形態論の四つとも使えるようになります。

    0
    2015年11月08日

    Posted by ブクログ

    確かに、本書でたびたび言及されていたように、学校教育での「文学」への触れ方は、「作者の意図と主人公の気持ち」に偏重していたのではないか。テクストをテクストとして読むとか、あるいはストーリーの構造やアーキテクチャについてということを、国語の先生から教わった記憶は、全くない。

    0
    2022年12月12日

    Posted by ブクログ

    異化や言語行為論、読書行為論など、テーマを絞ってわかりやすく解説されていてよかった。
    特に読書行為論の章は宮沢賢治の作品を題材にしながら、語り手と読む主体(自分)との関係などについて解説されていて興味深かった。

    文学の受け取り方についての知識があるともっと小説を楽しめると思ったので、文学理論につい

    0
    2022年02月08日

    Posted by ブクログ

    学校の国語の授業で一般的な"読み方"を教わるが、そもそも読み方に正解はない。自由な解釈を心がけよう。『批評の教室』とセットで読むと理解が深まる。

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    ケースメソッドに人文学の理論や知見を活かせないか模索している。ストーリーテリング前にある基礎理論的なものの一部を学ぶことが出来た。

    0
    2018年02月20日

    Posted by ブクログ

    一つの作品について、いろんな解釈の仕方を知ろうと思って読んでみた。が、思ったほど分かりやすくはなかった。というより、読み手側の問題だと思うけど。

    これまでの学校教育では、作者の意図や主人公の思いを読むことだけが正解としていたが、作者と作品を切り離して、作品をテクストと呼びいろんな角度から捉え直そう

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    文学を作者と切り離し、分析して読むテクスト論的な読み方。国語の授業での文学の読み方を、もっとテクスト論的に分析して読むような視点が入っていたら、面白いのではないかと思うが、プリマー新書でも結構難しかった。ロランバルトの言う「作者の死」についてもっと知りたい。物語の典型的な構造についての最終章は分かり

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    ●大塚英志の本でプロップの物語構造論については知っていたが、文学を理論的に捉えるということに馴染みがなかったので、その他の紹介されていた理論については小難しく感じた。

    0
    2022年02月19日

    Posted by ブクログ

    「カメイ先生」の現代文学理論講義という形式で語られた入門書です。

    ロシア・フォルマリズム、言語行為論、読書行為論、昔話形態論の四つのテーマがとりあげられ、芥川龍之介の『羅生門』や宮沢賢治の『茨海小学校』、『古事記』などの例にそくして、それぞれの文学理論の基本的な考えかたが解説されています。

    あつ

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    国語に苦しんでいた時にこういうの知っていたかった、と思ったけれども、
    中高のときにこんなこと話されてもやっぱ理解できなかったかなーと思ったり、

    超入門!とタイトルにありますが、私には時間をかけて消化すべき、とても充実していて大満足の内容でした。

    0
    2025年02月28日

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