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2014年に2度も国会で廃案になった改正派遣法。この改正案が成立すると日本の派遣労働が大きく変わります。不本意ながら派遣をしていた人には直接雇用への道が開けます。積極的に派遣を選択した人は、より安定した環境の下で派遣を続けられます。本書では2015年派遣法改正案の詳細を解説するとともに、派遣の仕組みや、請負と派遣の違いなどにも触れ、世の中には正社員以外にも多様な働き方があることを示します。また派遣が戦後、外資系企業によって持ち込まれたなど、派遣のルーツにも迫ります。さらに著者は、派遣切り、年越し派遣村、ネットカフェ難民など、負のイメージにまみれた派遣労働の誤解をとき、2020年の東京オリンピックを前にしたいまこそ、日本の雇用の未来を真剣に考えるべき時だと訴えます。
...続きを読むPosted by ブクログ 2017年09月24日
自身が派遣技術者として働いているということで、しっかりと動向を抑えておかなければ!と思い、読みました。今後はもっと自分のライフスタイルに合わせて働き方を選びたいと思う方は増えてくると思います。著者が言っている「大学を卒業し、働きながら自分のキャリアプランを考える役割を、派遣会社が担っていく」というシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月27日
派遣についてネガティブなイメージがありましたが、プラスの面についても目を向けることができました。筆者と同じく就活生も派遣という形をとって、のちに正社員という働き方があってもいいと思いました。(もちろん、正社員よりも給料の面で劣りますが。)私の友人でも入社してすぐやめたり、鬱になってしまったり、してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月04日
2015年の派遣法の改正について、派遣会社からの立場で書いた本。
・派遣社員が全労働者の130万人に過ぎないこと。
・派遣法改正の審議会に、派遣会社の当事者が参加してこなかったこと。今回初めて、オブザーバーとしての参加が叶ったこと。
・民主党政権下での派遣法があまりにずさんだったということ。
中...続きを読む
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