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Posted by ブクログ 2021年03月23日
「みんなの民俗学」を読んでからまた民俗学づいている。
民俗学の本、読んでるととても楽しい。なにか知識として身についている気は特にしないが、きっともっと大事な何かが身についているはず!
民俗学って、「普段の生活」が時間が経つと「学問になる」というのが面白いと思っている。いっそのこと、今この瞬間が既に民...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月30日
時代は循環しながら発展していくと言われるもので、高度経済成長時期を過ぎ、人口の減退期にある日本では、自然農やマクロビオテックといった動きが、昔ながらの地方の田舎の暮らしをモチーフとしたイメージ作りとともに、一部で力強いムーブメントとなっている。心理的な側面として、現代社会に対して多くの人が食や経済や...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月02日
青春18切符で旅行中、移動の電車の中で読みました。
地域に生きた人の生業が地域をつくってきて、その軌跡を思い浮かべながらの電車旅。旅行に持っていってよかった。
企業に雇われ働くようになったのはたったここ1世紀の話。
常に貧困と隣り合わせの中で、必死に働き、仕事をつくり日本人は生きてきた。どのよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年10月04日
江戸時代以前は、藩や国の単位で往来が制限されていた、、というのは武家社会の話で、農民や商人といった一般層はかなり自由に行き来していました。街道とは別に赤線と呼ばれる山間の道を通って、博労や女衒といった人身売買も盛んに行なわれていました。
人身売買というと物騒な雰囲気ですが、戸籍制度が整備される以前...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月25日
日本の村と町の様々な仕事の変遷を描いている。山、村、海辺、町での様々な職業をその起源から説き起こし、更に著者が各地を旅した時の見聞を散りばめているので説得力が有る。ちょっと前のほとんどの日本人が、色々な生業に携わり、ぎりぎりの生活をしていたというのに驚かされる。明治以降の新しい産業の担い手が、農村に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月01日
社会に生業が生まれ、家業となり、やがて職業へと移り変わる。
そんな大きな流れを描いた本。
いつの間にか持っていたイメージのいくつもが、本書によってくつがえされた。
印象的だったのは、かつていたという押し売りのこと。
自分は「サザエさん」の中でしかその存在を知らない。
今話題なのは「押し買い」だ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月26日
むかしの人がどのように働いて、どのように生きてきたか、働き方の移りかわりと生活の移りかわりを紐づけながら追いかけた宮本常一の本です。
それぞれの時代、それぞれの地域の人々が、その時代その地域に合わせてなんとか食いぶちを作ってしぶとく生きてきたのだというのが印象的でした。昔からそうであったようにこれか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月05日
日本の経済史と産業史を地方を見聞して歩いた経験を持ってまとめようとしたもの。農村で完全に自給自足ができなかったことからいろいろな生業が生まれた。その中で、忌み嫌われるがなくてはならない生業の一部が差別の対象となったことなども記されている。
『民俗のふるさと』の下巻のようなつもりで書かれたとのこと。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月21日
宮本常一は相変わらず、とにかく平易で読みやすい。この本は民間のさまざまな「職業」にスポットライトを当てており、中身も興味深く、宮本民俗学の中でも特に面白い一冊と言えるのではないだろうか。
宮本常一や柳田国男を読んでいて気になるのは、「昔は○○だった」と書かれているとき、その「昔」とはどのくらい昔のこ...続きを読む
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