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「中国の高成長は続き、GDPで世界1になる」。この“幻想”によって、経済も安全保障も環境が攪乱されてきた!!今、中国は崖っぷちに立っている。その危機感で習近平は改革を始めているのだ。最も現実的な中国論
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Posted by ブクログ
中国経済に深く関わってきた著者だけに中身のあるものであった。 ①リーマンショック以降の中国経済の投資を中心とした成長モデル及びその限界、そしてニューノーマルへの移行が分かった。 ②中国の地方政府の債務問題を中央政府がどのように解決しようとしているのか分かった。 ③改革開放移行の右寄り・左寄りの振り子...続きを読むの歴史が理解できた。 ④経済改革のみならず司法制度改革等の中身も詳細に記述されており示唆に富んだ内容でった。 全体として、メディアでは分からない中国の実態がよく分かる本だった。
リーマンショックを受け、中国は57兆円もの公共投資を発動する。おかげで中国経済は劇的な回復を遂げ、いっときは世界経済の救世主とまで讃えられる。しかし、負債と投資を増やして成長を嵩上げするやり方は、いつかは止めなければならないときがくる。行け行けどんどん方式の投資は、本来やるべきでない、値打のない投資...続きを読むに手を出し、償還まで金が回らない低収益な投資事業を山のように生んでしまう。不採算投資がマクロに積みあがっていけば、経済全体で将来の融資に回せるお金が減る。借金は積みあがっていくのに経済全体のパイは大きくならない。財政には持続可能性の欠片もない。儲けの出ない資産とそのための負債が膨張し続けると、国全体のバランスシートが劣化する。金融危機の入り口に立つ中国。バブル発生のメカニズムはどこの国も同様であるが、症状の現れ方は国によって千差万別。この苦悩、習近平はいかにして乗り切るのか。G20ではどんな顔で議長を務めるのか。お手並拝見といたしたい。
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巨龍の苦闘 中国、GDP世界一位の幻想
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津上俊哉
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