ひとつ海のパラスアテナ

ひとつ海のパラスアテナ

ラノベ
649円 (税込)

3pt

3.8

開催中のキャンペーン

すべての『陸』は、水底(みなぞこ)に沈んだ。透き通る蒼い海と、紺碧の空。世界の全てを二つの青が覆う時代、『アフター』。 セイラー服を着て『海の男』として生きるボクは、両親の形見・愛船パラス号で大海を渡り荷物を届ける『メッセンジャー』として暮らしていた。そんなボクに、この大海原は気兼ねなくとびきりの『不運』を与えてくる。 ――『白い嵐』。 無情にも襲いかかる自然の猛威。それは、海に浮かぶ全てを破壊した。 愛船パラス号を失い、ボクが流れ着いたのは孤立無援の浮島。食糧も、水も、衣服も、何も無い。あるのは、ただただ広がる『青』。ここに、助けは来るのか、それとも―― それは、いつ終わるとも分からない。ボクの『生きるための戦い』。

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ひとつ海のパラスアテナ の一覧

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • ひとつ海のパラスアテナ
    649円 (税込)
    すべての『陸』は、水底(みなぞこ)に沈んだ。透き通る蒼い海と、紺碧の空。世界の全てを二つの青が覆う時代、『アフター』。 セイラー服を着て『海の男』として生きるボクは、両親の形見・愛船パラス号で大海を渡り荷物を届ける『メッセンジャー』として暮らしていた。そんなボクに、この大海原は気兼ねなくとびきりの『不運』を与えてくる。 ――『白い嵐』。 無情にも襲いかかる自然の猛威。それは、海に浮かぶ全てを破壊した。 愛船パラス号を失い、ボクが流れ着いたのは孤立無援の浮島。食糧も、水も、衣服も、何も無い。あるのは、ただただ広がる『青』。ここに、助けは来るのか、それとも―― それは、いつ終わるとも分からない。ボクの『生きるための戦い』。
  • ひとつ海のパラスアテナ2
    715円 (税込)
    「大丈夫。助けはきっと来るよ」 見渡す限りの水平線(ホライゾン)。浮き輪もなしで波間に漂う少女・アキと、もう一人。疲労は、限界だった。『溺死』という不吉な二文字が、脳裏をよぎる。「……来ないと、思います」 波間にぽつんとたゆたう二人。海と空。二色の青しか存在しない現代(アフター)で、漂流者を助ける者は漂流者自身しかいない。 「大丈夫。絶対助かるよ」 「助かりません」 二人の周囲には、海面から太いケーブルが脱出を遮るように突き出し、漏電によって稲妻のように輝いていた。ケーブルの上には、獲物の命が尽きるのを待つ猛禽の眼もあった。 少女が悟ったように、微笑みながら言った。 「助けは『絶対に』来ないんです。ここは……セントゥリア海峡ですから」 絶望的な状況の中で――二人の「生きるための戦い」が、始まる。
  • ひとつ海のパラスアテナ3
    715円 (税込)
    ここは、見渡す限りの水平線(ホライゾン)。たくさんの人間たちで賑わっていた、《セジング》は見あたらない。海獣『カリブディス』によって水底へ沈没した。 絶望的な状況下で、アキは、《セジング》住民の生存を信じ、そしてオルカが失った《シャチのぬいぐるみ》を探し出す決意をする。アキに残された唯一の手段は、何の道具にも頼らず、自分の力だけで海の中へと身を投じる……《潜水》による捜索だった。 ――ボクは、必ず見つけ出す。

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ひとつ海のパラスアテナ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ディストピア小説が好きだ。
    ディストピア、すなわち荒廃しきってほぼ終末を迎えたような、架空の世界を舞台とした物語のことだ。その魅力は、極限の世界でもなお生きることを諦めない人間の逞しさや気高さにある、と思う。

    この物語の主人公アキも、そうした逞しさを持つ人物の一人だ。14歳の少女でありながら暗い過去を背負い、一人ヨットを駆って"ひとつ海"を渡ることで生計を立てる"セイラー"である。
    この設定は、現実世界の私たちからするといささか背伸びし過ぎているように思えるかもしれない。しかし、実際に読み進めていくと、細を穿つ設定と描写によって作り出されたディストピア世界の中では、アキは現実離れした存在などではなく、むしろ無力さに苛まれる一人の女の子として描かれていることがすぐに分かるだろう。

    無力なアキに、世界は次々と試練を投げかける。本当に、冒頭から全く容赦というものが無いのだ。読者はいきなり、アキと一緒に荒れ狂う海に投げ出され、生きるという現実を突きつけられる体験を共有することになる。

    だがその後すぐに、私たちはアキがこの世界で主人公足り得る理由を目にするだろう。14歳でか弱いはずのアキは、しかし私たちのほとんどが持ち得ないであろう、光り輝くような強さ――それはもしかしたら、ディストピア世界の住人だけが生きるために持ち得るものなのかもしれない――を身体の内に秘めているのだ。

    物語の中で、こうしたアキの強さの片鱗をあちこちで見ることができる。それは例えば、"海の男"としての矜持であったり、"食料"を口にしながら海を見つめる瞳の力強さとして描かれ、読者の心に強い印象を残すだろう。そして、その片鱗はかけがえのないパートナーを得ることで花開いていく。

    目まぐるしく展開する後半部から一転、淡々と語られる真実と穏やかなラストシーンを読み終えれば、あなたもきっとこう声を上げたくなるはずだ。

    曰く、ボン・ボヤージ、と。

    0
    2015年08月31日

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃおもしろかった。冒険、友情、そして生きる意味を模索する航海ファンタジー。こんな話を待っていたんだ

    0
    2015年03月05日

    Posted by ブクログ

    この一冊についての私の感想は
    この一言に集約されます

    ギーち゛ゃ゛ん゛!!!!!!!!!!!!!

    0
    2015年05月11日

    Posted by ブクログ

    一度崩壊した地球での海洋SF。世界観や用語の作り方が従来のSFらしくユーモアに富んでいて面白い。ストーリーも山あり谷ありとメリハリがついていて面白い。テーマとして山が深いが、それがいい味を出している。最後が無理矢理ハッピーエンドにしすぎてご都合主義な部分がイマイチ、王道展開→次巻へなら大満足だった。

    0
    2015年05月08日

    Posted by ブクログ

    ライトノベルというよりジュブナイルな感じの海洋冒険小説
    舞台設定は『未来少年コナン』をさらに極端に全ての陸が海中に没した世界
    すごすぎ
    それで人類が生存してるとかさらに凄すぎ
    いくらなんでも作中登場人物が知らないだけで残っている陸地はあると思うのだが
    ともかく舞台設定とサバイバルな題材は大変面白い
    けど小説としてはざんねん
    わるいけれどほかのひとにこの設定で描いてもらえれば面白くなるのにと思わざるを得ない
    主人公たちの「生きる」ことの意味みたな表現は良いし
    全世界の知識との断層差も面白いのだが
    冒険面がいくらなんでもアカン
    続巻の伸長に期待したいところだが

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    ラノベの表紙に惹かれることは少ないが本書は一目惚れ。読んでみれば、凄惨とも言えるサバイバルや戦いがあり、人を繋ぐ想いも描写され、若干の構成の疑問はありつつも、デビュー作とは思えない筆力で楽しめた。個性的な世界をひとつ創れてるのも良。

    0
    2015年08月30日

    Posted by ブクログ

    今時珍しい海洋ファンタジー。朝日ソノラマ文庫にありそうな世紀末っぷり。天変地異により陸地が全て沈み地球の表面積の10割が海となった時代、メッセンジャーとして生きるセイラーの少女・アキが主人公。過酷な遭難生活や海賊の恐怖など、死が身近なところが良かった。カンパンなど、現代文明の名残が変な伝えられ方をしているのも面白い。話もメリハリがあって良かった。いきなり主人公が遭難しちゃうんだもんな!続きも出ているようなので読んでみたい。

    0
    2015年07月10日

    Posted by ブクログ

    バディものかと思ったが、実は一期一会系か。

    ゆりゆりしてるのは少々アレだが、バディものゆえに、と思っていたのだが。

    ゆくゆくは「ウォーターワルド」かね。

    すぐに2巻が出るようで、ちょっと悩み中。
    また別のバディか、と。

    0
    2015年03月25日

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