裏切りの指輪【ハーレクインSP文庫版】

ミシェル・リード / 山ノ内文枝

愛する娘を誘拐され、ショックに打ちひしがれていたサラは、夫ニコラスとの3年ぶりの再会にさらなる動揺をおぼえた。出会った瞬間に恋に落ち、結婚したときは幸せの絶頂だった。だが、頑固なシチリア人である義父は英国から来た花嫁を嫌い、息子の目を盗んでは、周囲も巻き込んでサラにつらく当たった。そして事実無根の浮気の罪を着せ、ついに彼女を追いだしたのだ。ニコラスの子を身ごもったとサラが知ったのは、そのあとのこと。夫は今も金色の瞳に、妻への不信と復讐の念を浮かべている。自分の子供だと信じてもいない娘のために、なぜ訪ねてきたの？
＊本書は、初版ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクインＳＰ文庫
• ページ数: 208ページ
• 電子版発売日: 2015年07月14日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ここ · ★★★★★]

大人になったヒロイン

義父に浮気を仕組まれ我が子を自分の子供とは認められず苦しむヒロイン。我が子ではないと苦しむが子供が誘拐されて苦しむヒロインを見ていられず誘拐事件を解決するヒーロー、私はこのヒーローが妻の浮気を信じて我が子ではないと思いながらもヒロインとやり直したいと告白したことでヒロインは自分が愛されていると確信でき義父の事はヒロインが母になったので我が子の苦しむ姿で我に返ったとの告白で許せたと思う。１番苦しんだのはヒーロー?母は我が子が１番だから

[けも · ★☆☆☆☆]

驚いた。

特に悪印象なかった作家だったのに、この作品で印象付いてしまったかも。そのくらい酷い話だった。嫁として気に入らないヒロインを舅が策略を講じて散々イビり倒して夫婦関係は破綻。どうやら浮気のでっち上げまでやっちゃったらしく生まれた娘は自分の子じゃないとヒーローはヒロイン責めまくり。部下までヒロイン責める。明かされるのは本当に最後のあたりなのでイライラしまくる話。ヒロインは聖女のごとく全部許しちゃうけど、された事が酷過ぎてまるでバカみたいに感じてしまう。ヒーローの愛人疑惑の件も言い分がひどかったなぁ。キスしてたのをヒロインに見られたのに何でもない、部下のフィアンセだって。部下のフィアンセの唇にキスするってすごいわ～とほんとビックリです。割引クーポン使わなかったら大後悔してたと思う。