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Posted by ブクログ 2017年12月17日
あらすじ(背表紙より)
14歳のあすかは楽器店で不思議な音色を奏でるヴァイオリンに出会う。それはアウシュヴィッツの強制収容所で音楽隊だったユダヤ人の少女・ハンナが持っていたものだった。どんなに過酷な状況下でも仲間を思いやり、音楽への情熱を忘れなかったハンナ。ハンナの思いは日本のあすかにも届き…。戦火...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月02日
(内容)
14歳のあすかのヴァイオリンには数奇な物語が隠されていた...。強制収容所に入れられながらも囚人音楽隊員として生き抜いた少女・ハンナ。家族、仲間、そして音楽のすばらしさを高らかに歌い上げた感動の力作。
(感想)
100年に渡る3つの時代を繋げる主役が"アヴェマリアのヴァイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月25日
時代も距離も超えてヴァイオリンを通して不思議な縁で繋がった同い年のあすかとハンナ。
アウシュビッツで行われた非人道的な行い。
その対比として日本の徳島の板東収容所でのこと。
同じ人間なのにどうしてこんなにも違うのか?
音楽の素晴らしさは人種、国境を超える。
安心して音楽を堪能できる平和を祈らずにはい...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月19日
中2の少女あすかが、ある一本のバイオリンに出会うことで運命が変わって行く。1200万円もするバイオリンの音色に惚れ込んでしまったあすか。それは、昔、ユダヤ人の少女ハンナのものだった。
場面はユダヤ人虐殺が行われたドイツに切り替わり、ハンナとその家族たちの悲惨な運命に続いて行く。バイオリンの演奏の腕が...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年05月08日
読み終えた後、胸がいっぱいになってたくさん泣いた。
言語化できないくらいの衝撃と感情だった。
『聖書に「神は言葉なり」と言う節があります。
言葉は「音」なのです。荒々しく汚い「音は人の心を荒々しく汚くしますし、優しく澄んだ「音」は人の心に優しさと平穏を届けます。同じように言葉もそうです。慈愛のあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月12日
映画「戦場のピアニスト」を見ていたので
読んでいると、ユダヤ人迫害の様子が
ありありと映像で目に浮かび
あまりの残酷さに怖くてしかたがなかった。
なんでこんなひどいことが起こり得たんだろうか。
「勇者たちへの伝言 いつの日か来た道」の著者
増山実さんが
「フィクションだからこそ、
ノンフィクショ...続きを読む
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