天体少年。 さよならの軌道、さかさまの七夜

天体少年。 さよならの軌道、さかさまの七夜

小説・文芸
605円 (税込)

3pt

天文学者の父親とともに遠く南国の孤島に暮らしている少女・海良。ある日、彼女が闇夜の草原で出逢ったのは、星空から降りたった不思議な少年・τ(タウ)だった。 「僕という天体は、宇宙を未来から過去へと進んでいる。でもこの姿を浮かべていられるのは、ほんの七日間だけ。だから今夜は僕にとって、君との最後の夜なんだよ――」 果たしてその謎めいた言葉の通りに、海良は毎夜、タウと出逢い続ける。約束された出逢いの、避けられない別れの時へ向けて――。 時を遡る少年とすれ違い続ける少女が織りなす、たった七夜のラブストーリー。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

天体少年。 さよならの軌道、さかさまの七夜 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    宇宙が好きでうまく友達がつくれない少女と、時間を逆流する謎の天体少年の物語。7日間、それも少年が姿を表すことのできる夜だけという限られた時間を二人で過ごす。
    少女にとっての出会いの日は少年にとって別れの日であり、逆もまたそうだった。日が経つごとに別れが近づいてくるのがとても切なかった。
    はじめは二人の昨日と明日が行き違う事にもどかしさを感じたが、折り返しである4日目を過ぎる頃、逆さまだったからこそお互いに心を開くことが出来たのだとわかった。終盤は少女の少年に対する「愛おしい」感情が溢れていた。
    次に読むときは7日目から1日目に向かって少年の時系列で読んでみたいと思う。

    0
    2017年03月02日

    Posted by ブクログ

    透明で不思議な世界観が印象的でした。

    たった7日間の短い間にすれ違いながらも恋に落ちる2人。
    海良は明日にはタウのことをもっと好きになってるのに、そんな明日のタウは今日のタウより海良のことを知らない...切ないです。タウも同じような想いで海良に会っていたんだと思うともっと切なくて何度も泣いちゃいました。

    そして「大切なことはさよならの悲しみに頬を濡らしたそのあとに、それでもあの人を愛せてよかったと振り返れること」何よりもこの台詞がすごく心に残りました。
    この本に出会えて本当に良かったと思います。

    0
    2013年03月10日

    Posted by ブクログ

    不思議な物語。
    もちろん題名にひかれて手に取った本です。

    読んでいると、星が好きな気持ちが高まったような気がします。
    きっと作者さんが星が好きな気持ちがあふれているのだろう。

    空を眺めて物思いに耽りたくなる一冊です。

    0
    2013年02月15日

    Posted by ブクログ

    最高だと思います。
    この本に出会えて良かったです。
    むしろ本なんて読まなかった私が今読書家になっているのはこの天体少年のおかげです笑

    内容ですが時間の進行が違う二人という発想がすごいですしそれを7夜で表現したとゆう点もすごいとおもいます。
    この話の作りは容易じゃないなと思いました。
    また、時間の進行が違うからこその切なさがたまらなかったです。
    切なすぎてこれを読み終わった数日切ない余韻に浸っていました。
    だって、天体少年はまた一人で暗い宇宙を彷徨うんです。
    恋い焦がれた気持ちと共に。
    それはとても純粋で美しいと思いたした。
    渡来ななみさん、この本を書いてくださってありがとうございました。
    この一冊は紛れもなく私の大切な宝物となりました。

    0
    2012年11月03日

    Posted by ブクログ

    あらすじから良作の匂い。

    天文学者の父親とともに遠く南国の孤島に暮らしている少女・海良(ミラ)。ある日、彼女が闇夜の草原で出会ったのは、星空から降りたった不思議な少年・τ(タウ)だった。「僕という天体は、宇宙を未来から過去へと進んでいる。でもこの姿を浮かべていられるのは、ほんの七日間だけ。だから今夜は僕にとって、君との最後の夜なんだよ―」去り際に残した、その謎めいた言葉通りに、海良は毎夜タウと出会い続ける。約束された出会いの、避けられない別れの時へ向かって―。

    つまり、

         海良
    過去→→→→→→未来
    過去←←←←←←未来
         タウ

    という風に、まったく逆の時間の流れを生きる二人が7日間だけのすれ違いの時を過ごす物語。

    ロマンチックだよこれは。
    海良が初めて出会うタウは、すでに海良と6日間を過ごしてきたということになる。
    もう別れが目の前に迫っているタウは、海良になんともすてきな言葉を残すのだ。

    「君との思い出をビッグ・バンまで運んでいくよ。」

    海良が7日間を過ごし、この言葉の重さがわかった時には胸が痛む。


    どこか盛り上がりに欠ける、地の文が違和感のあるくだけ方をしているなどの気になる点はある。
    しかし、読み終えた後は、初めから読み返すのではなく、章を戻るように読んでいくとタウの心情も見えてくる、二度おいしい良作だ。

    0
    2020年10月07日

    Posted by ブクログ

    世界観が透明で、物語全体に流れる空気がとても心地よかった。

    未来に向かう主人公と、過去に向かう少年の時間は7日間だけ重なるのですが、二人がお互いのことを同じくらい知っている状態なのはたった1日だけなんですよね。そこに切なさを感じました。

    軽い文章なので、一気に読めてしまうと思います。

    0
    2012年11月16日

    Posted by ブクログ

    疑問点とか、いろいろと気になるところはあったけど、深く考えずに雰囲気として読むならとても良い感じ。
    少年と過ごす世界はとても綺麗。

    主人公と天体少年は、7日間だけすれ違う。
    主人公の1日目は、少年の7日目で、
    少年の1日目は、主人公が最後に会える日。
    だからこそ、もどかしい。けど、これでいいんだ、きっと。

    0
    2012年11月01日

    Posted by ブクログ

    星をモチーフに時間を絡めてちょっと難しい感じのお話でしたが、進んでいくにつれて交差する部分がたくさん見えて面白かった☆
    相手のために。と言ってても実は自分のためだということを認めたくないことも多いということを教えてくれた☆

    0
    2012年10月13日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて軽めのSFで良いボーイミーツガール。
    悲恋じゃないけれども切ない話。こういう雰囲気のお話が好きなので、満足です。
    たった七夜の淡い恋を、永遠に留めて天体の少年は宇宙の時間を遡り続ける。

    時間軸と時間軸の流れの交点での一瞬のめぐり会い、というところから円城氏の「墓標天球」を少し思い出したりしながら読んだ。

    0
    2012年10月09日

    Posted by ブクログ

    すごい世界観だった。そして切なすぎる…
    星空と東京の夜景に囲まれて空を飛んでるところがロマンチックだった。

    0
    2015年03月20日

天体少年。 さよならの軌道、さかさまの七夜 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

メディアワークス文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

渡来ななみ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す