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Posted by ブクログ
社会学の本を読むのに「気の利いた皮肉」が好きな点もあるのかもしれない。男の生きづらさを皮肉を織り交ぜ。うなずく部分が多くあった。
学生が使う「やばい」と若者が使う「すごい」は似ている。
大人は「やばい」とは言えないけど「すごい」と言われても、その意味は「すごい(バカ)ですね」の意味かもしれない。
悩みの原因が取り除かれない以上、相談には意味がない。と多くの男性は考える。
生活のすべてを仕事に注ぎ込める能力が、日本の会社では求められる
→生活態度としての能力
台風の日に(朝九時に)出社するのはやめましょう。
社会を変えていくための合言葉
「お父さんが家にいても不安にならない」
先日聴いた講演も面白かったです。
Posted by ブクログ
先日読んだ上野千鶴子先生のフェミニズムの本は、社会をA面とB面に分けるならばA面が経済活動や仕事の世界、B面が子育てなど家族の問題、社会的弱者の世界で、B面の苦しさについて書かれていた。この本は、先ほどの本では既得権益まみれで他者への思いやりに欠けるのようにみえたA面の苦しさにフォーカスしてる。セットで読むといいかもー!
この本を読んでみて、「普通になれ」という圧力は女性に対してよりも男性に対してのほうが根強いのかもしれない、という新しい発見があった。(私とか、私より下の世代はちょっと変わってきている気がするけども)
私もかつては長い長い間「普通になりたい」と強く思っていたんだけど、今はもう全くそんなことはなく、とても自由に生きられてる。でも、男性はまだまだ「普通になれ」と社会言われてるのかも。それは辛いな。
男性の謎の生態の解説やデータ的なものも面白かった。男女間で食事をしたときの支払いへの考え方は?なぜ寝てないアピールや昔は悪かったアピールをするのか?などとっても腑に落ちた!笑
友達にこの本をおすすめされたとき「おじさんにもおじさんの境遇と課題がある、個人の問題ではない」的なことを言われたけど、なるほどなと思った。
女性が社会で活躍するには男性の長時間労働問題を何とかしないといけない、男性が女性をリードするのか当たり前という慣習が課題、というのは本当にそうだと思う。
あ、労働関係については、「正社員の女性は、失業者に次いで幸福度が低い」、また「正社員のみ、女性より男性のほうが幸福度が高い(それ以外は女性のほうが幸福度が高い)」というのもなるほどだった。
Posted by ブクログ
ケアやフェミニズム関連の本を読むようになって、ふと男性の側はどうなんだろうと思い、手に取った本。著者は男性学で知られる田中俊之さん。コラムのような内容なので、さらりと読める。
タイトルは「男はつらいよ」ならぬ「男“が“つらいよ」。これだけ見ると、「つらいのは男なんだ!」という主張のようで、女性のブーイングを浴びそうだが、これは男という「あり方」がつらいという意味だろう。
「男」としているが、本書のメインターゲットは2015年刊行当時に著者と同世代の30代、40代の男性。私は著者よりやや下だが、ほぼ同世代だ。というわけで、書かれていることは、いちいち確かにと頷ける。女性が読んでも男性のメンタリティが理解できるかもしれない。結局のところ、男を生きづらくしているのは、己の見栄なのだ。つらい…。
今年、本書の続編が出ているらしい。7年の間に何が変わったのか、定点観測の意味で、機会があれば読んでみよう。
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