書斎の小箱に昔からある銀の匙。それは、臆病で病弱な「私」が口に薬を含むことができるよう、伯母が探してきてくれたものだった。成長していく「私」を透明感ある文章で綴った、大人のための永遠の文学。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2015年05月25日
紙の本の発売
2014年06月
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

銀の匙

Posted by ブクログ 2018年10月22日

素晴らしかった。大正時代の終わりに書かれた本。知ってはいましたが初めて読みました。日本語が美しい。描写が沁みる。描かれている世界に心温まる…現代と比べてなんと豊かな世界が広がっているのだろうと、胸が詰まりました。”美しい国”とはこういうことを言うのですよ、偽造、捏造しか術のない醜い安倍晋三さんとその...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年08月06日

体の弱い主人公と世話役の伯母とのやりとり
近所の女の子の友だちとの遊び、学校での出来事などの日々が
淡々と綴られている、私は存在していない時代なのに
なぜかとても懐かしく思える。文章がとても美しい。日本語の良さが詰まった小説。

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2014年09月01日

ストーリー上、特に大きな展開があるというわけではありません。
極普通の日々の日常が淡々と書かれています。

中 勘助が27歳~28歳のときに執筆された自伝的小説ということで私も28歳になったばかりなので興味があり読みました。

そして灘校で国語の授業で3年間、この本一冊だけを授業で勉強するというのを...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2014年08月27日

夏休みに読みたい1冊。
大正時代に書かれた本なのに、田舎で育った私にはどこか懐かしさが感じられ、親近感が湧いた。
伯母の愛が泣かせる。
繊細で美しい文体。日本語っていいなぁと初めて感じたのでした。

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2017年10月29日

主に明治後半の東京を舞台にした、著者の幼少期を基にした物語。幼少期の子供の思うことやら友達や家族との関係などが詳細に描かれていて自分の幼少期を思い起こさせるが、内容がどうのこうのというより、いろいろな描写の文章の見事さが、巧みな俳句のように、詩のようであり惹きつけられる。子供の目を通した明治期の東京...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2016年02月02日

以前新聞で、灘高校の教師が国語の時間にこの本だけを使って授業をしていたことを知った。尋常小学校までの前篇と、少し大きくなってからの後篇の二部構成。かつての日本の美しい風景が目に浮かぶような心地よい文で綴られている。

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2015年08月30日

幼少から少年期の美しく、またほろ苦い思い出という題材が、大変にきれいで素直な文章で綴られている。
取り立てて驚くような、はっとさせられる起伏のある内容ではない。
しかしながら、この「思い出」という題材と「きれいで素直な文章」、これこそが「銀の匙」の真髄のような気がする。

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2015年01月25日

主人公である語り手の目にうつる日常の景色を、淡々とした文章で描写している小説。何よりもその、言葉のうつくしさに心惹かれ、流れるように続く文章に感銘を覚え、目に浮かぶほどの情景に心奪われた。ゆったりと、ゆったりと楽しめた。

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2015年01月10日

はじめは注釈多いのに慣れないのと、主人公が甘えすぎ伯母さん甘やかしすぎでいらっとしてしまったので、なかなか入れこめなかった。
小学校入学したくらいからは慣れてきて、昔の学校の雰囲気や自然のようすを想像しながら読んだ。
淡々としていて特別盛り上がることはなかったけれど、描写が細かく、丁寧に描かれてるお...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

銀の匙

Posted by ブクログ 2014年09月04日

前編はとても美しく、叙情的描写が実に巧みで好きだ。だが後編は好きでない。実際、前編と後編はそれぞれ違う時期に、そもそもは別作品として作られたものらしいが、作品の色合いが違うように感じるのはなるほど後編で戦争が色濃く背景に迫ってきたからだけではない。前編のあの極度にシャイだか非常に感性豊かで愛らしい勘...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?