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芸人コロッケの、母から教えられた心の持ち方「あおいくま」。どんな時もコロッケが忘れないで心がけてきた、あせるな・おこるな・いばるな・くさるな・まけるな。貧しくても笑いが絶えない、母と姉との思い出の日々やものまねに目覚めていく10代、上京の葛藤と下積み。ものまね四天王として人気を博してからのことが素直に綴られる。大人も子どもも大切にしたい、こころの一冊。
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Posted by ブクログ
これを読んで、コロッケさんのことを嫌いになる人はいないはず。ステキです。コロッケさんもすてきなら、お母さんもステキです。
テレビのひょうきんで面白いコロッケさんしか知らなかったのでとても驚きました。 決して押し付けないけれど、大切なことをそっと教えてくれる。 短くて読みやすいけれど心に残る、そんな本でした。
あ、せるな お、こるな い、ばるな く、さるな ま、けるな どこかで聞いた気がしたのですが 思い出せずにいました 何も知らずにこの本を読んで いい言葉だと思いました
めっちゃ泣いた。人間、それぞれに生きていると自然と、経験や周りから言われたことなどで、誰もが、その心の中に人生哲学ができていくと思うが、それがすごくシンプルで、何か困ったことが起こった時にそれでくよくよするのではなく、そこからばっと見方を変えてしまえるのがすごい。 一秒後に何が起こるかなんてだれも...続きを読む予測できないし、一秒前に起こったことは誰にも変えられないし、でも一秒後に起こることは自分が決められる。 やっぱり状況ではなくて、その時の心ありようなんだろうなと思う。人生哲学は、それだけを聞いてもなかなか身に沁みない、その人だけの経験に裏打ちされて、やっと身につくものなんだと思う。 考え方を変えてみたらいいよ、なんて誰にもいえない。でも、どんな状況でも、考え方によっては大丈夫だよ、いま笑っていられれば大丈夫、というのは勇気づけられる。熊本の震災は大丈夫だったんだろうか、と今さらながら思い、調べてみようと思う。 ある貧乏な一家の、小さな居間で起こっていた小さな笑いの渦が、大きく大きくなっていった。その様子がよかったし、誰もが、そういう子どもの頃とかに感じた小さな楽しさやわくわくが、幸せの元になっているんじゃないのかなあと思った。自分だけのものまね、のような一見するとなんだそれ、というようなものを、みんな心に持っているような気がする。
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