去りなんいざ狂人の国を

去りなんいざ狂人の国を

704円 (税込)

3pt

3.0

……く、苦しい……。突然数百もの人々が、激しいめまいと嘔吐に襲われ、折り重なって倒れた。それはまさに地獄絵の出現であった! ――関門トンネルで起きた青酸ガスによる無差別殺人。犯人は政府に五十億円を要求したが、政府はこれを拒否。そのために犯人は、青酸ガスで地下鉄を襲い、さらに、日本の全刑務所開放を要求してきた……。犯人を必死に追跡する特捜部の鳴海・神谷の両敏腕捜査員と、それを嘲笑うかのごとく大量虐殺を繰り返す残忍無類の犯人。スリリングに展開する、アクション・ハードボイルドの傑作。

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去りなんいざ狂人の国を のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年06月25日

    1977年から1978年にかけて小学館の若い男性向けの雑誌『GORO』に連載された西村寿行作品。
    『GORO』に連載された作品ではありますが、特に若者向けの内容ということもない、いつもの西村寿行作品になっています。
    毒ガスを使ったテロを発生させ、日本政府から五十億円を強請る犯人グループと、それに対す...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年08月12日

    祖母の家にあった古い本。
    読み終わって、はて、自分の中でどういう位置におけばいいんだ?と思ったけど、誰もレビューしてないのね。
    前半は、次々起こる大量殺人の脅威、パニックになる群集に焦点があたり、矜持をかけて挑む警察物といった感じ。丸の内線霞ヶ関駅で青酸ガスによる事件も起きて、もしや約20年後のサリ...続きを読む

    0

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