貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告【増補新版】―
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貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告【増補新版】―

1,144円 (税込)
800円 (税込) 5月2日まで

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4.5

中国建国65周年、共産主義の理想は、なぜ歪んだ弱肉強食の社会を生み出したのか。エイズ村、農民工、学歴競争、役人汚職、ネット世論、反日運動……中国社会の暗部に深く踏み込んだ女性研究者による衝撃の書。習近平政権発足後、ますます緊迫の度合いを深める階級闘争の最新レポート2章を加筆し、選書版で登場。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告【増補新版】― のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年07月28日

    中国における農民を出生地に縛り付ける戸籍問題、土地所有問題。一方で都市に出稼ぎに出る農民工の問題と貧困化し疲弊する大半の農村部の実情。腐敗する行政官庁の役人の実態や教育水準の地域格差や大学などの進学問題など、著者自身による長年のフィールドワークに基づいた現状分析が特徴的な著書。

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    Posted by ブクログ 2015年03月24日

    良書。
    いわゆる「反中」「嫌中」本ではなく、筆者のフィールドワークに基づき、中国が抱える問題について、丁寧に書かれた本。
    中でもやはり、中国独特の戸籍制度の問題がある(「農民工」、「土地制度」など)。

    選書版あとがきにあるように、お互い冷静になって外交をしなければ、共有圏をうまく活かせないのではな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月05日

    現代中国の格差社会の闇、深いなぁ…。
    おいおいそりゃちょっと、と言いたくなるような腐敗っぷりの事例が本書の中には満載です。

    中国の格差問題研究としては草分け的な研究者さん(本書をおすすめしてくれた友人談)による、非常にわかりやすく、丁寧に書かれた現代中国の暗い側面。
    東京でもしばしば見かけるような...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月31日

    もう、タイトル通りだ。
    上も下もしたたかといえばしたたかなところはあるが、基本的に力が正義な文明圏。
    目先のことしか考えないこの文明が、更に力を持ってきたらどうなるのだろう。
    だが一方で、世界中に「貧者」がいるからこそ、我々が生きていける現実があるように思う。
    すべての人間が、例えば、みんな先進国的...続きを読む

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