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累計400万部を誇る漫画『深夜食堂』作者の安倍夜郎と漫画家・ライターの左古文男。高知県四万十出身の2人が同県西南の幡多地方独自の郷土料理と旨い酒を紹介するイラストエッセー。高知の食を扱った同漫画の2作と書き下ろし『四万十食堂』を収録。大人気漫画の原点といえる究極グルメ・故郷の味を綴る『深夜食堂』副読本。
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Posted by ブクログ
時期を逸した。マキさんが四万十観光をする前に読んでおくべきだった。と先ずは思ったが、こんなディープな食べ歩き、到底できないだろうしなあ、とその次にすぐ思った(^-^;)。 2年前に一箱古本市でゲットして以来、ずっとバッグの奥に納読していたものを紐解いた。11年前のエッセイ&コミック本、同じ高知中村...続きを読む市(現四万十市)出身の食の達人が、四万十、宿毛、三原、大月、黒瀬、土佐清水市(幡多地方)の「食」情報を集めた一冊である。 ほいたら、こじゃんと美味いもん食いに、もんて(帰って)きちゃってや。朝ドラ「あんぱん」で幡多弁が注目されて思い出した一冊である。 安倍夜郎はご存知『深夜食堂』の作者、佐古文男は『坂本龍馬脱藩の道をゆく』の作者である。漫画も入っているけど、ノンフィクション作家もいるので、文章と絵の情報が、頁数の割には半端ない。海と山と川が、豊富な食材を提供していて、此処では書ききれない。あっち方面に行く機会があれば、是非とも紐解いて欲しい。反対に言えば、行く機会もないのに紐解けば、「どうして俺は、ちょっとした旅(※)もできないんだ」と自分を叱ること必須である。 ※因みに、最近、国立科学博物館の特別展「古代DNA」が開かれ、その研究結果をネットで見ると、ホントに意外にも、渡来系弥生人のDNAは九州、中国地方を抑えて近畿地方が最も濃くなっている事を知った。そしてもっと意外だったのは、それと同等の濃さが四国地帯だったということだ。勿論、大陸文化が入ってくるルートに昔から高知、和歌山を経由する太平洋ルートは知られていた。それにしても、である。近畿・四国には昔から朝鮮系の顔がうじやうじやしていたのだ。話が長くなって申し訳ないが、これはつまり、縄文と弥生のハイブリッドたる九州・中国の弥生文化と、大陸弥生の純血種で尚且つその最初期の四国人の文化を比較し得るチャンスかもしれない。一挙に高知の遺跡に興味が湧いてきた(^-^;)。でも、高知の遺跡巡りをする場合には、絶対に車で行かなければならない。大阪・奈良とは、公共交通機関の密度が違う。車で高知山脈を横断するのは、かなりの勇気と計画と資金がいる。それに、南国市の田村遺跡、県立埋蔵文化財センターはマストで行くとして、この本の舞台である四万十市まで足を伸ばすべきか?かなり遠いぞ。入田遺跡など一応弥生遺跡はある。それにあんぱんマンミュージアムも少し気になるし、確か土佐源氏の故郷もそのあたりだと思う。一泊2日じゃ到底行けない。うーむ悩むなあ。
雑誌フォーマットだったため…
途中まで読んだところで永らく放置していたのだが、今日、ディスプレイが大き目の端末を入手したので、早速読み返してみた。 無事読了したのだが、いやぁ、中村に行ってみたくなった。
マンガと、幡多の情報が詰まった本。幡多の食材や料理もたくさん出てくる。 旅行ガイドとしてもおすすめ。
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