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ユーストリームとは、インターネットで生放送を配信できるサービスである。様々なシーンで活用され、いまや約500万ものチャンネルが存在する巨大メディアだ。なぜ、にユーストリームは注目を集めているのだろうか? テレビなど既存メディアとどう向き合うのか? その仕組みから可能性まで徹底的に検証する。
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Posted by ブクログ
小寺 信良氏の渾身の著作。これまでのUstream本とは異なる切り口で、逆説的に著者が長年関わってきたテレビをあぶり出すことになっているのが興味深い。
生半可な新書では太刀打ち出来ないくらい中身の詰まったUstreamをはじめとする生放送サービスに関する書籍。Ustreamとかの使い方指南書ではなく、その背景や考察が主体ですが、生放送サービスに興味がある人全てにオススメです。
本格的なネット放送ができる Ustreamの仕組みと今後の可能性についてまとめた本。 仕組みと共に、twitterとの連携、ビジネス変革の可能性、製作のヒントなどもまとめている。出版から丸3年近く経っているが、むしろニコニコ生放送などの方が多くの作品を放送している面もあるが、素人でも放送できると言...続きを読むう点は素晴らしいと思う。 今後も1つのインフラとして、活用の可能性があることがわかった点がよかった。
○これからの報道は、大手メディアの報道と、一般人による身近な報道をすり合わせて、視聴者側が真実を見出すという作業まで含めた行為を指すようになるだろう。ユーストリームの台頭によって、メディアが真実と称して流したものをそのまま鵜呑みにする時代が、死んだのだ。(189p) ★便利な技術が普及すると、これ...続きを読むがなかった頃はどうしていたんだろうと思う。
数あるUSTREAM本の中でも、ノウハウ本でなく、TV番組制作側、しかもそのプロフェッショナルによって書かれたものは、本書くらいではないでしょうか。誰もが「今、ここ」を配信できる媒体であることの凄さと危うさを、すでに「放送」してきた経験による視点から、現実的に示しています。USTREAMをはじめとす...続きを読むるネットストリーミングサービスが、茫漠とTV的なものとしてとらえられていることに違和感を感じてきたのですが、この本で全く非なるものであることがよく理解できました。 TV番組をつくるのにかかわる関係者と機材の多さ、幾重にも重なるお金とプロセス、放送法による縛り(による自主規制)など、視聴者がただ(無料)で享受している「放送」が、いかにミスやハプニングを許容できない舞台裏を持つのかが垣間見えました。「NHKの電波塔は六重の電源バックアップを持つという」というくだりなど、ソフトウェア技術者としては「医療システムでもないのに...」とうなってしまいました。 著者の経験にもとづくきわめてリアルな番組制作費用の見積りが、非常に勉強になりました。さらに、USTREAMがソーシャルストリームサービス、特にTwitterとの連携でブレイクするまでの流れがきちんとおさらいしてあり、断片的な知識が整理されました。著者に感謝です。
USTREAMを含めたネット上のツールについての理解、今後の発展についての理解のために読んでみた。 テレビで例えるならYouTubeが録画放送、USTREAMは生放送である。 テレビと異なる点は誰でも気軽に生放送ができる。(iPhone程度のカメラからも可能。) この意味は字句通りではな...続きを読むい。 USTREAM 3つの特徴 1. テレビのようにスポンサーや視聴率に縛られずに放送が可能(万人受けしないマニアックな内容でも) 2. 電波の枠のようにチャネルに制限がない、放送時間に制限がない 3. 放送後も視聴が可能 1→テレビが最近面白くないのはスポンサー料が下がり、番組制作費が減ったこと。どの局も特徴のない無難な内容(クイズ番組)、浅い内容の番組しか作らない。(お笑い、浅い内容の討論) テレビでやるには視聴率的には無理だけど、コアな人からすると非常に面白い番組というものは存在する。特にまじめな討論番組や専門的な内容などは非常に面白いと思う。(大学の人気講義、対談、講演など) 2→ネットでの配信となるため、チャネルに制限がないことは、好きな番組を好きなだけ流せることを意味する。これまで、放送枠があって全部見られなかった番組でもすべて見たいというニーズはあったはずだ。また編集によって元のニュアンスが壊れていると感じる人もいるだろう。 事業仕分けなどは流したいけど、放送枠がなくて利用されていると思われる。朝まで生テレビが深夜に長時間やっているのも放送枠の問題と1.の視聴率等のためと思われる。 3. これはYoutubeと同じと言えば同じ。これは現状のテレビに対して投げかけしていると思われる。テレビが流したら流しっ放して終わりなのに対してUSTREAMでは終了後も見ることが可能である。 映像コンテンツを"時間"という概念から解放したと言えるだろう。 ライフスタイルが多様な現状を見て、一定の時間帯にしか見ることができないというのは非常に不便である。 テレビはお金をかけて作成してコンテンツをうまく再利用することが求められている。 最近、Video On Demandでの活用があるが、十分に収益を出しているところはない。(ほとんどの局は赤字である。出てもビジネスの柱になるほどではない。) 広告収入がネットに流れている中で、テレビは保有するコンテンツをいかに活かすかが問われていると思われる。 (これにも著作権という問題があり、議論がありそうでもある。) USTREAMを通じて既存メディア、ネットのあり方、今後のビジネスの転換まで含めて理解が進んだ。
テクニカルライター小寺信良氏のUSTREAMに関する一冊。USTREAM本は既に何冊も出ているが、TV業界に身をおいたこともある方の視点から書かれているため、TVとUSTREAMの違いが明確に整理されており、さまざまな示唆を与えてくれた。 ◆本書の構成 ・第一章 ユーストリームという世界 ・第二章...続きを読む ユーストリームの可能性 ・第三章 ユーストリームとツイッターの相乗効果 ・第四章 ユーストリームがビジネスを変える ・第五章 ユーストリーム番組制作のポイント ・第六章 ユーストリームがテレビを殺す ・第七章 横たわるユーストリームの課題 正直、ソーシャルメディアがマスメディアを駆逐するといった、一面的なものの見方には僻々している昨今である。もし、それが事実ならば「草野球が広まることによって、プロ野球が滅亡する」ということだって起こりうるはずである。むしろ、裾野の広がりは、映像文化そのものの活性化として喜んで受け入れるべきこと。無競争であったこれまでの状況こそ特殊であり、あるべき姿に戻っただけとも解釈できる。 ◆本書を読んで感じたこと ・自分たちの仕事において常識と思っていることが、どのような前提条件のうえに成り立っているか、きちんと把握しておく必要がある。 ・その前提条件を把握するためには、個人でソーシャルメディアの海に飛び込んで体験してみるのが、一番の近道と思われる。 ・その中で、それぞれのメディアにおける”文脈の違い”を認識する必要がある。 ・映像によって何を伝えたいのか、それを考えることが一番大事である。 「マスメディアのことだけ知っている」、「ソーシャルメディアのことだけ知っている」というのは、いずれも片手落ちなこと。違いのわかる男こそ、今求められているのだ。ダバダ~♪
ネットによる生放送、電波放送に比べると破格的に安価、超多チャンネル。ツイッターとの相乗効果、インタラクティブ、編集のない生。 視聴者としての使い方ではなく、制作側の視点で書かれているのが良い。
本書では、TVやラジオなどの放送の世界との違い、ユーストリームが持つ特徴・可能性についてわかりやすく解説してくれている。 特徴としては、 ・ソーシャル ・イントラクティブ性(視聴者とのリアルタイムの) ・ローコスト ・コンテンツ重視(テーマや議論、内容等を重視。TVよりもラジオに近いイメージ) ...続きを読むこのユーストリームからどのようなビジネスが派生してくるだろうか。 企業広告も変わってきそうだ。 (メモ) ------------------------------------------------ ①インターネット広告の欠点 ・TVに比べて、広告の費用対効果がはっきりしている。ユーザーの動きをトレースできるから。しかし、購入した人の動きであり購買に至る前のプロセスがトレースできないという欠点がある。(どのようなきっかけでそれを知ったのか、どんなソリューションを求めて辿り着いたのかetc) →ユーストリームでこの課題を解決できる可能性がある。 ②企業の新製品発表でユーストリームが使われるようになってきた。(ソフトバンクの携帯夏モデル発表など。) 視聴者数がリアルタイムで確認できる。(また、ツイッターとの連動性がよく、ツイッターのコメントも拾える) →従来の製品発表では、どれくらい情報が伝播したか不明であったが、ユーストリームだと数が実績として残る。
USTREAMの概要を理解するにも役だったが、ツイッターについての理解にも役だった。 内容の中心はスタジオでの中継方法である。個人が外出先で気軽に訪問地を生中継という使い方についてはカバー範囲外。 著者は長いことテレビ業界にいた方なので、USTREAMがテレビに与える影響についてはかなり実感できる部...続きを読む分があるのだろう。 だが、全然テレビ業界のことがわからない私には、テレビが死んでゆく(消えてゆく)とは思えない。USTREAMのいろいろな番組を見たが、やはりテレビとは別のものなので、結局は棲み分けしてゆくのだろうと感じる。
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小寺信良
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