火ノ丸相撲 12

川田

天王寺戦で怪我を負った火ノ丸は一時離脱。途中合流に希望をかけ、ある医師の元へ向かう。インターハイ団体戦が始まったダチ高は初戦で国宝・大典太擁する金沢北高と激突!! 先鋒・二陣を務める小関と佑真の勝敗は…!?

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 少年マンガ
• 出版社: 集英社
• 掲載誌・レーベル: 週刊少年ジャンプ
• ページ数: 205ページ
• 電子版発売日: 2016年11月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 45MB

[ブクログ · ★★★★★]

個人戦の天王寺戦で負傷した潮抜きで、団体戦を戦うダチ高の面々。
そこに立ちはだかる障壁は、国宝・大典太光世こと日景典馬擁する金沢北高。
チヒロとの一番で語られる大典太の過去と彼の成長が、金沢北への思い入れを強くします。

自分のことしか考えず、それでいて自分の弱さを他人にかぶせて批判する。なまじトップクラスの実力があるから、冷めたかのような態度・言葉で逃げ出しても追及されない。そんな最低だった自分に別れを告げ、国宝そしてその先にある横綱にふさわしい品格を身につける一歩を踏み出した大典太。
そのタイミングが違っていれば、チヒロとの一番は違っていたのじゃないかなぁ。と思わせてしまうほどのギャップ。

感想書いてて思ったけど、過去の大典太って人生で一番嫌いなヤツの性格そのものだわ。ほんっときらい。

初戦で金沢北撃破した勢いのまま、ダチ高は勝ち進み三回戦へ。南部じゃなかった蟹江ドクターの治療を受けた潮も復帰。ここから、もう一度仕切り直しだな。

といったところで、堀ちゃん突然の告白。
もともと矢印は出ていたけどね。ただ、第1番のあのコとは思わなかったよ。