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現場には常に「発見」がある!国内五〇〇〇工場、海外一〇〇〇工場を踏査した“歩く経済学者”が、現場調査の勘どころを初めて明かす。実際に行ったモンゴル二週間四〇社調査をケースに、海外調査のルートづくり、インタビューの要諦、調査結果のまとめ方など、その全プロセスを公開する。調査が終わったらとにかく早く形にする、整理はしない、現場は刈り取るだけではなく育てるもの、等々、IT時代だからこそ心に染みる、超アナログ知的生産のすべて。
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Posted by ブクログ
小田氏の推薦本で読んだ。一橋大学での企業のフィールドワークのゼミの様子がよくわかる。それよりも、関氏の新聞やテレビに触れず奥さんから情報を得るというところが印象に残る。さらにモンゴルへの視察などでの持ち物について、旅行の参考になるであろう。 教員養成の学生にとって、企業の現地調査はまず行われないが...続きを読む、学校の調査ということであれば、十分使える本である。
アクションリサーチ型の研究手法の解説書などではなく、生き方そのもの。 刺激を受けるところ多数。買ってよかった。 ・本は書くものではなく売るもの。 ・講演会場には先に入れ などそのとおりだと思う。 精進していこう。
海外も含めたフィールドワークの中で、筆者が見出した「現場」との関わり方を多くの具体例とともに紹介している。社内にある「現場」と置換えても十分に通用する内容で、最近もっぱら管理側の業務に就いている自分に取って、非常に参考になる一冊だった。
こんな素晴らしい本と著者を、今まで知らなかったのは不覚であった。 (オビには、山形浩生氏絶賛、必読!一回じゃなくて、毎月読んで襟を正せ!とある) 産業組織論などの実践的な経済学をバックボーンとする著者は、国内各地と主に東アジアの海外のフィールドを活躍の場としている。地域の現状と課題について、エネル...続きを読むギッシュにインタビュー調査を行い、チームの総合力で地域にプラスフィードバックをもたらすような持続的関係をつくっていく。その方法論を、志を訴えるような熱気で一般読者に紹介した本。 ・現場に受け入れられるには、何度も飲んで夜更かしして、同じ話であっても繰返し語り合うべきである。 ・自分の研究成果の刈り取りに汲々とするようではいけない。 ・客観的なデータを処理して一丁上がりという仕事のやり方はフィールドに飛び込んで現状を鷲掴みするやり方とは対極的だ。 ・日々現場に身をおき、次の時代を予見させる「最先端」と構造的な問題を浮き彫りにする「最後尾」を注意して観察・分析しよう。 ・・ など、腹にズシンとくる実践のツボが満載だ。
企業訪問調査の知恵満載です!テクノセンターへ行くひと,現地調査するひとぜひ買って読んでください。テクノセンターについての記述もあります。
日本やアジアの工場の現場調査をしつづけ、地域からも信頼される社会学者関満博による現地調査のノウハウ本。言ってることはとにかく現場に行けってこと。 これを読んでインタビュー調査に気合いが入るようになりました。
慶應SFCの特別研究プロジェクト「ソーシャルマーケティング〜スポーツ組織の評価デザイン」で読んだ輪読本。 準備から調査、まとめ方、フィールドワークで果たすべきものなどフィールドワークのあるべき姿について書かれている。 参考になるべき点は多々あるが、 著者の関氏は意図的にかわからないけれども、 言い...続きを読む切る形で文章を綴っていることが多い。 そのため、少し違和感を感じてしまう。 っていうか、それよりもびっくりしたのが、 関氏がアイセック一橋大学委員会の理事であったこと..
[ 内容 ] 現場には常に「発見」がある! 国内五〇〇〇工場、海外一〇〇〇工場を踏査した“歩く経済学者”が、現場調査の勘どころを初めて明かす。 実際に行ったモンゴル二週間四〇社調査をケースに、海外調査のルートづくり、インタビューの要諦、調査結果のまとめ方など、その全プロセスを公開する。 調査が終わっ...続きを読むたらとにかく早く形にする、整理はしない、現場は刈り取るだけではなく育てるもの、等々、IT時代だからこそ心に染みる、超アナログ知的生産のすべて。 [ 目次 ] 序 なぜ現場なのか 1 「現場」調査の準備編 2 いざ、現地へ―モンゴル二週間調査 3 結果をまとめる 4 生産性を上げる法 5 フィールドを育てる 結 「志」は現場で育つ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
タイトルからして興味深かった。 読んでるうちに気づいたけど、そういえば聞いたことのある先生だったw 世間狭し!今後、海外や現場に突撃する時の参考にしたい本。 できればゼミにもお邪魔したい・・・
かなり遠まわしにしか効かないかもしれん……まあ机の周りだけで完結してちゃダメよ。というごくごく基本的なことの確認ではあるんですが。
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