シリーズ作品一覧
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通常版: 1巻 648円(税込)Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまいさんまのためなら、足を棒にしても歩き続ける。これは、道路交通法を遵守し、自由経済の法則に忠実な学者の、克明...
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通常版: 2巻 648円(税込)柳沢教授は4人の娘たちに誕生日プレゼントにスーツを、とデパートに誘われる。「これが日曜日の父親というものなんだな」――道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためな...
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通常版: 3巻 648円(税込)柳沢教授のゼミ合宿にバイクでやってきたアイツの名は“ジャック”!? 道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてうまい“さんま”のためなら、足を棒にしても歩きつづける。本書は、Y大経済学部教...
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通常版: 4巻 648円(税込)「足元を見て走る一流ランナーはいないんだっ!」勝利のためにひたすら走る少年。「勝つ」という考えを理解できない柳沢教授は、少年に興味を引かれ――。道路は右端を歩き、横断歩道以外で道を渡らない。安くてう...
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通常版: 5巻 648円(税込)柳沢教授の四女・世津子の恋人・ヒロミツは悩んでいた。柳沢教授とお近付きになることは出来たのだが、世津子から感じるバリヤーを越えられないのだ。その原因は柳沢教授ではなく、世津子自身の中の柳沢教...
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通常版: 6巻 648円(税込)街は変化する。若かりし頃に住んでいた街を散策する柳沢教授は、しみじみと感じていた。あの店もこの店もコンビニに変わり、仲良しだったカエルの人形も姿を消していた……。ちょっぴりセンチメンタルな柳沢...
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通常版: 7巻 648円(税込)柳沢教授に憧れ、顔まで似てきた孫の華子。少しの間だけ大好きなおじいちゃんと一緒に暮らせることになって、大喜び! そんな華子を見て、娘の世津子はちょっぴりジェラシー? そしてついに、「決めまちた。華...
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通常版: 8巻 648円(税込)幼稚園でおじいちゃん自慢をする金丸くんを見て、華子はイライラ! 「うちのおじいちゃんなんか、天才だもん! 今は宇宙人を教えているの」なんて言っちゃったものだから、金丸くんたちは大盛り上がり! 宇宙人...
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通常版: 9巻 648円(税込)人気俳優の北澤陽介は実はY大生。卒論もそこそこに書き上げてあとは卒業するだけと高をくくっていた。ところが、柳沢教授は彼のでき損ないの卒論を見事に突っぱねたのだ。「大学というものを誤解している」と...
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通常版: 10巻 648円(税込)新しいパソコンを買った柳沢教授。高額な買い物ではあったが、それだけの価値はあるものと、彼は思っている。しかし、ここに大きな問題が……。Y大経済学部教授、柳沢良則。道路は右端を歩き、横断歩道以外で...
ユーザーレビュー
Posted by ブクログ 2017年02月05日
道路を歩く時は常に右側、夜9時就寝厳守、ある意味ストイックな経済学者・Y大教授柳沢良則の日常を綴った作品。
最初の数巻は教授のカタブツさを笑い飛ばすエピソードが主体でしたが、徐々に教授のピュアな目を通して様々なキャラクターの生き様を描くハートフルな路線に変わってきました。僕の愛して止まない1作です...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月22日
柳沢青年やお父上、華子ちゃんにヒロミツ君と各キャラクターが存分に魅力を発揮している12巻。脂が乗り切っていますね。
一話一話が今読み返すにつけ懐かしいのですが、一番のお気に入りは「コンプレックス」。雑誌掲載時には、最後のページの柱に「今、九谷の口から熱い思いがほとばしる!」とか何とか煽り文が入って...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月27日
「5年目の質問」の浜田さん、「また出会った2人」のサンティーニ、「桃太郎のいる風景」の桃太郎君、そして「飛行機男」における若き日の教授。
出会いが人を変えていく。その力強さと、素晴らしさと、そして切なさがぎっしり詰まった、「柳沢教授」のなかでもとりわけハートフルな1冊です。
なかでもサンティーニ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月07日
昭和20年編の終わり。
アレンもかい巻の少年も決して一人ではなかった。
この世でもっとも興味深いものは「人の心」。
そして、人間は変われる!
心に響く1冊である。
Posted by ブクログ 2013年11月13日
これまでの中で格別にいい話が集まっているように思える。柳沢教授の蔵書を狙った空き巣、世津子の臨時担任、元ヤクザの老人、そして柳沢教授の弟・次郎。どの話も印象深く、そして感動的ですらある。
Posted by ブクログ 2013年11月13日
華子とお葬式に行く話は反則。電車の中で泣きそうになった。
あと、文学部教授とまじめで不器用な学生の話も良かった。豪徳寺のショパン、奥さんのピアノ……この巻のエピソードは柳沢教授のいいところが詰まっている。
Posted by ブクログ 2013年07月18日
『リアリズムの追求に上手下手はありません』という言葉にハッとした。人は皆様々な形で学び、生きている、幸せなことだ。今回も一番を選び難い話が沢山詰め込まれている。
Posted by ブクログ 2013年06月25日
かれこれ15年以上この作品を読み続けているけれど、いまだに面白さを失わないことがほんとにすごい。
いい歳になっても毎回読むと泣かされます。
ご自身、大学在学中にデビューして以来一度も休まずずっとマンガばっかり描いてきた、と自嘲気味に仰られていたけど、どうしてその机に向かってマンガだけを描いてきた...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月23日
最後の「桜の杜の満開の下」に感動。
“笑った笑った”
何故でしょう、私も涙が出てくるのです。
Posted by ブクログ 2013年06月23日
久々の柳沢教授。
186ページ2コマ目は名セリフである。間違いない。人の心の中の感情というものを揺さぶる、これは名シーンだ!!