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Posted by ブクログ 2011年04月08日
[ 内容 ]
一匹の妖怪が日本を徘徊している-「官製不況」という妖怪が。
アメリカのサブプライムローン問題に端を発する世界同時株安。
なぜ、日本の株価が“震源地”アメリカより大幅に低迷しているのか?
欧米の金融機関に比べれば、日本の金融機関が抱えるサブプライム関連商品はそれほど多くない。
また、企業...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
建築基準法や貸金業法のことなど、私には既知のことも多かったが、官製不況のリスト、としてまとめておさらいするには有益。記述も明快だし。
本書の目新しいところは、年金制度そのものも官製不況の中に含めていること。官だけが悪者というわけではあるまいが、官にできること、すべきことを考える上では、こういう見方...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月08日
ここ最近、新書のヒットを連発している著者の最新作である。
若くしてBRICS経済研究所の代表を務める門倉氏の著作の人気の秘密は、分かりやすい解説ながら決して軽くない文章にある。
本書は、現在の日本が抱えている経済問題を政策面から解説したものであり、タイトルが示すようにこうした問題から生ずる経済不況...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月22日
「人々の心が過度な楽観主義に傾いたり、過度な悲観主義に傾いたりするのは、元をたどれば、政策当局の経済政策の誤りが引き金になっていることが多い。」
官製不況とは、言葉通り「官」がもたらした不況のこと。私たちの浮かれたり沈んだりは、政府のさじ加減で決まる。
踊らされているという点で、好景気も不景...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
冒頭はシンクタンク流の文章っぽく新聞記事のまとめに見えて退屈。中盤のワーキング・プアあたりが佳境。サブプライムは評論家っぽい。各国の状況が立て続けで、いまいち頭に残らず。日本経済の悪化は官僚が引き起こした、と定義しさまざまな観点から述べる。世界各国のワーキング・プア対策が読める中盤が興味深い。ベーシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
うまくまとめられている本だと思います。日本の政府が昨今行っている政策はほぼ無策といえるでしょう。
派遣法の改正しかり、3K(改正建築基準法、貸金業法、金融商品取引法)法は、ほんと最悪な法律改正ではないでしょうか??
消費者保護、投資家保護を謳うこともいいですが、それよりも消費者や投資家にも責任を...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
ここ数年よく聞くワードですよね。
官製不況。
よくもまあここまで民間の邪魔をしてくれたものですな。
色々な諸問題が官のマネジメントミスにより引き起こされている。
非常に分かりやすく説明されてます。 自分の立場もあえて明確にされているので議論を呼ぶでしょうが、それはいいことでしょうね。...続きを読む
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