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「優位戦」とは、こちらが主導権を握って“戦場”を選び、時を決め、目的も手段も決められる戦いのことである。そうした「優位戦」の思考を持てば、「劣位戦」に追い込まれることなく自分の利益を確保できる。欧米の政治家や外交官、経済人は、そうした思考に長けている。国際貿易や産業・環境技術などの新ルールを中核メンバーだけで、自分たちが有利になるように決め、あとで日本などに参加を呼びかける。「入らないと孤立するぞ」と脅かすと、日本は慌てて飛んできて、必死に追いつこうとする。従来の日本がそうであり、それは典型的な「劣位戦」だった。だが、風向きは変わりつつある。安倍晋三首相を筆頭に、優位戦思考で交渉を展開する日本人が出現している。そうした人士はビジネスの世界では珍しくないし、実は戦前の日本にもいた。それがわからないのは、劣位思考に陥ったままの政治家、学者、マスコミだけである。
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年05月05日
ここ最近いくつか読んだ日下公人の本の中でも、本人の気持ちがストレートに伝わってきて納得ばかりの本。この本では靖国神社は参拝すべきだし、それは他国にとやかく言われる筋合いは無く、優位戦思考で対応方法する方法はある、日本は堂々とした態度を取るべき、と述べている。そのために知っておかなくてはならないことは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月30日
第二次安部政権は、一次政権での失敗や教訓を生かして順調に進んでいるようですね。最近は、アベノミクスを批判する本もチラホラ見られますが、この本の著者である日下氏は、彼を応援しています。
この本で彼が解説しているのは、優位戦思考、というものです。日下氏によれば、安部首相は、優位戦思考で行動をしているよ...続きを読む
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