Posted by ブクログ
2009年10月07日
名作競馬少年漫画「みどりのマキバオー」の続編。
高知競馬を中心とした地方競馬にスポットを当て、マキバコ産駒ヒノデマキバオーとその主戦騎手ハヤトの活躍を描く。
地方競馬の経済的困窮や芝とダートの扱いの格差、サンデーサイレンスの次代の種牡馬探しといった競馬の抱える現実的な問題を取り上げており、つの丸先生...続きを読むの競馬への想いが強く感じられる。また、そういった現実的な問題と馬が喋ったりするマンガの部分とが違和感無くマッチしている。
前作の登場人物の行く末が少しずつ明らかになっていくのが面白い。まだ行く末の明らかになっていない重要人物も多いが、おそらくすでに考えているのだろう。楽しみだ。
ただ、前作と比較するとレースの熱さにやや欠ける印象がある。