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ある家で、司法試験に落ちた息子が家族5人を次々と惨殺し、自らも首を吊って死んだ。死ぬ瞬間を彼が録音したカセットテープには、彼の声とともに少女の不気味な声が録音されていた……。
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Posted by ブクログ 2009年12月07日
呪怨シリーズでもかなり新しめの作品である。自分が興味をもつのは大抵の場合映画化やアニメ化されたものが多い。見比べることが出来るからだ。この本もやはり呪怨シリーズならではの表現が多い。ネタバレになるので深くは書かないがなるべくなら夜には読みたくない作品である。
話が凄惨な事件の起こった7年前と、現在を行き来していて、さらに複数の人間からの視点で書かれているので2回は読み返さないと腑に落ちないと思う。ただ怨念の恐怖を描写したいのか、事件の凄惨さを訴えたいのかいまいちはっきりしないという印象だった。
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