ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
7pt
独創的話術と奇行で知られ一世を風靡した奇才桂春団治。〈微妙猥雑〉な上方弁を駆使し落語界を席巻、上方落語の全盛期を築いた春団治の一代記を、出生から57歳の死まで、詳細綿密な調査と多彩な資料で裏付け書下ろした傑作評伝。「桂春団治年譜」「上方落語年表」などを付すほか「紅梅亭界隈」「東松トミの半生――桂春団治外伝の一つ」を併録。毎日出版文化賞受賞。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
上方落語のスターであった桂春団治の評伝です。 本書に収められている「河出書房版あとがき」によると、講談社から刊行された「20世紀を動かした人々」というシリーズに桂春団治がとりあげられ、著者が執筆者にえらばれた経緯が語られています。それによると、編集委員である桑原武夫が春団治の芸の魅力をくり返し著者...続きを読むに語ってものの、そのつど酒に酔って著者はその話をおぼえておらず、著者自身が春団治の魅力にとりつかれたというわけではないようです。 そのためもあってか、大衆芸能の分野において春団治がどのような役割を果たしたのかといったことは、あまり立ち入って語られておらず、もっぱらその私生活について調査することに本書の多くのページが費やされています。そのためもあってか、元の妻であった東松トミが、医療品問屋の未亡人であった岩井志うによって妻の座から追い落とされたものの、その後も春団治の生活の面倒をみていたエピソードなどばかりが印象にのこって、春団治がだれであるのか知らない読者には肩透かしの印象をいだかせるのではないかという気がしてしまいます。 表題作のほか、「紅梅亭界隈」と「東松トミの半生」が収録されています。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
桂春団治
新刊情報をお知らせします。
富士正晴
フォロー機能について
「講談社文芸文庫」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
金瓶梅(上)
試し読み
紅楼夢(上)
新編 不参加ぐらし
男色大鑑
「富士正晴」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲桂春団治 ページトップヘ