イーハトーブ乱入記 ――僕の宮沢賢治体験

イーハトーブ乱入記 ――僕の宮沢賢治体験

660円 (税込)

3pt

4.0

宮澤賢治はほんとうに猫が大嫌いだったのだろうか? 銀河鉄道の車窓風景になぜ星がでてこないのだろう? いったい天気輪ってどんな形をしているんだ? 誰もが魅惑にとりつかれる謎だらけのイートハーブ世界。登場人物を猫のキャラクターで描いたコミック版『銀河鉄道の夜』の作家がはじめて書き下ろした賢治体験記。

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イーハトーブ乱入記 ――僕の宮沢賢治体験 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年08月28日

    宮沢賢治作品を漫画化している ますむらひろし による宮沢賢治エッセイ。
    ますむらひろしの漫画の舞台である「ヨネザアド大陸」の「アタゴオル物語」という名前は、宮沢賢治が故郷の「岩手」を実在するドリームランドとして「イーハトーブ」と呼んだことから、では自分の自分のドリームランドはなんだろう?として故郷の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    宮沢賢治の世界にはハマってよく読んでいた。
    すごく難解なので、あまり理解できていないのだろうけど、それでも何だか好きでよく読んでいた。
    「幻想第四次」とか「イーハトーブ」とか呼ばれるそういった世界を、味わうのが好きだったんだと思う。

    賢治ファンは結構いるんだけど、この本の著者のますむらさんも相当の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月01日

    先日思わぬ再会を果たしたアタゴオル。僕(や、いろんな人)とアタゴオルとを包んでいる宮沢賢治的世界が、なぜ、どうやってつくられたのか。



    アタゴオルシリーズのことよりも、銀河鉄道の夜をメインに話が展開する。どうして猫なのか。賢治は本当に猫が嫌いだったのか。それを拠り所にアニメ化に反対する人たち。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月01日

    偕成社の「銀河鉄道の夜」は第3稿が読めることもあり手にしていたのに、この本は見落としていたので読んでみた。
    全体的に思いつくままに筆を走らせて、まとまりがなく、いつの間にか話が変わっているような印象はあるものの、とても興味深く読めた。
    前半は宮沢作品を猫で描くまでの話。「ヨネザアド」「アタゴオル」の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月27日

    宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の登場人物を猫に置き換えてマンガ家した著者が、賢治への思いを語った本です。

    賢治の作品を、マンガという視覚メディアに変換するという作業を通じて、著者が気づいたさまざまな発見が、著者自身による回想という形で語られています。『銀河鉄道の夜』には満点の星々の描写がないのはどうし...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年05月12日

    絵の人は言葉の人でもあったのだ。
    特に後半にかけて三角標や天気輪の考察にドライヴがかかる。
    それもリリカルな心情……あの寂しい銀河に妹をひとりで行かせたくなかったのだ……に裏付けされている。
    名著。

    0

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