哀しき父 椎の若葉

哀しき父 椎の若葉

1,089円 (税込)

5pt

4.0

「生活の破産、人間の破産、そこから僕の芸術生活が始まる」と記した葛西善蔵は、大正末期から昭和初年へかけての純文学の象徴であった。文学の為にはすべてを犠牲にする特異無類の生活態度で、哀愁と飄逸を漂わせた凄絶苛烈な作品を描いた。処女作「哀しき父」、出世作「子をつれて」、絶筆「忌明」のほか「馬糞石」「蠢く者」「湖畔手記」など代表作15篇。

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哀しき父 椎の若葉 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年07月21日

    素晴らしい作家を発見。
    この葛西善蔵の芸風、好きに決まっている。
    芸のためなら女房も泣かす、ついでにメカケも泣かす。
    これも全部芸のため。
    思わず笑ってしまう自己暴露的私小説。
    ダメ人間は借金しても必読の一冊。
    この葛西善蔵は青森出身で、その業の深さに思わず納得してしまった。
    かの太宰...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年08月09日

    8/9
    芸術を生かすために身を滅ぼした、という背景を考慮すれば星四つだけど、大して面白くはなかった。

    0

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