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Posted by ブクログ
読書録「0能者ミナト」4
著者 葉山透
出版 メディアワークス文庫
p34より引用
“ユウキ君らしくない考え方だと思いますよ。
信じて積み上げてきた努力をあっけなく否定
されて、喜ぶ人間はいません。君ならわかる
んじゃないかな?”
目次より抜粋引用
“第一話 『嫉』
第二話 『呪』
閑話 『告』”
霊力や法力を持っていないにもかかわらず、
怪異と相対する青年を主人公とした、短編連
作小説。
歴史を調べても何時からあるかわからない、街の中心にある人が踏み入ってはいけない場
所。地元の住人は禁足を守って立ち入らない
その森に、好奇心を満たす快楽の為だけに土
足で踏み荒らす集団が現れ…。
上記の引用は、法力僧達の総本山の渉外担
当・荒田孝元が、十歳の法力使いの少年・ユ
ウキに向けた台詞。
自分でもあまり意味のない努力だなと思って
いても、それを続ける事が楽しみになってい
ることを悪く言われたくはないものですね。
日頃から気を付けていたい考え方だなと思い
ます。
超常の能力や現象がある現代を舞台に、そ
れらの能力無しに現実的な手法を駆使するひ
ねくれた主人公・ミナト。ミナトの言動が現
実的ではありますが、その性格が合わない人
には読み辛い作品かもしれません。怪奇・超
常の力や呪いに対してのミナトの戦い方は、
感心せざるを得ません。
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