エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計

5,720円 (税込)

28pt

ドメイン駆動設計の定番書 問題解決にフォーカスした設計パターン

「この本は、思慮深いソフトウェア開発者全員の必携書である。」
---Kent Beck 氏推薦

「Eric が見事にとらえたのは、熟練のオブジェクト設計者が常々用いてきた設計プロセスの
一部でありながら、グループとして見ると、この業界の他の人々へうまく伝えられずにいたものだ。
これまで我々は、この知識を断片的には提供してきた。
しかし、ドメインロジックを構築するための原理をまとめ上げ、体系化したことはなかった。
本書は重要である。」
---『Enterprise Java Programming with IBM WebSphere』の著者 Kyle Blown氏 推薦

ソフトウェア開発コミュニティでは、ドメインモデリングがソフトウェア設計の中心であることが広く認められてきています。ドメインモデルを通して、ソフトウェア開発者は豊富な機能を表現し、それをユーザの要求に本当の意味で応えるソフトウェアの実装に移すことができます。しかし、明らかに重要であるにもかかわらず、効果的なドメインモデリングをどのようにソフトウェア開発プロセスに組み入れるかを説明する、実用的なリソースはほとんど存在しませんでした。ドメイン駆動設計はこの要求に応えるものです。これは具体的な技術についての本ではなく、読者にドメイン駆動設計への体系的なアプローチを提示するものです。設計のベストプラクティスの応用的なセット、経験に基づくテクニック、さらに、複雑なドメインに直面するソフトウェアプロジェクトにおける開発を容易にする基本原則を紹介する一冊です。
【原書タイトル】Domain-Driven Design: Tackling Complexity in the Heart of Software 本書で学べること チームメンバー全員に同じ言語で会話をさせる モデルと実装をより深く結びつける ポイントとなる特徴を、モデルにおいてはっきりさせる ドメインオブジェクトのライフサイクルを管理する 安全に結合できるドメインコードを入念に作成する 複雑なコードを明白で予測できるものにする ドメインビジョン声明文を記述する 複雑なドメインのコアを蒸留する モデルに必要な、暗黙的な概念を掘り出す アナリシスパターンを適用する デザインパターンをモデルに関係づける 巨大なシステムでモデルの整合性を維持する 同じプロジェクトで複数のモデルが共存できるようにする 大規模な構造によりシステムを構成する モデリングのブレイクスルーを認識して、それに対応する
著者紹介 Eric Evans(エリック・エヴァンス)

Eric Evansは、Domain Languageの創設者である。このコンサルティンググループは、企業の手助けをして、ビジネスと深く結びついた、進化するソフトウェアを構築するために設立された。1980 年代以来、Ericはいくつかの複雑なビジネスドメインや技術ドメインにおける巨大なオブジェクト指向システムに対し、設計者兼プログラマとして取り組んできた。また、エクストリームプログラミングを実践する開発チームの教育と指導も行っている。

※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
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エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年06月26日

    「ドメイン駆動設計」なるものは何なのか。
    例えばテスト駆動開発であれば、テストを実装しそこからレッド→グリーン→リファクタリングと進んでいく。
    ではドメイン駆動設計はドメインが起点かというと、むしろリファクタリングしながらドメインを浮き彫りしていく彫刻のようなアプローチが望ましいようだ。
    (第八章ブ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月05日

    初見だと新しい概念が大量に出てきて、理解できないままどんどん話が進んでいきます。

    それもあり放置していた本ではあったのですが、DDDで設計されたプロジェクトに入った機に再読。
    実際に触りながら読むと、前より理解しながら読み進めることができました。


    時代背景も今と違うため、素直に全てを受け止める...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月26日

    重厚な本で、読みきるのに結構時間がかかる。
    筆者が開発を行っている際に現れた課題を題材に、どのように解決に向かっていくのかを、参考にした他の著書やパターンなどを引用しつつ、DDDの概念に当てはめて説明していく形になっている。
    何よりこの本を読んだことで、複雑なシステムに対するモチベーションが高まった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月02日

    京都で読書会をやってました。
    序盤のDDDの基礎的な部分も面白いが、後半の実践するための様々な手引き部分が業務とリンクしてとても読み応えがある。
    ただ、モデリングを始めようとして手に取ると、モデリング手法については一切触れていないので不完全燃焼になるかも。
    この本はあくまでもモデリングができる前提で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年02月09日

    ある程度以上の規模を持つシステムを構築する際には、一通り目を通しておくべき書籍です。
    ESBによるシステム統合のベストプラクティス(コンテキスト境界)と同じ話が出てきてびっくりしました。合併によるシステム統合の際などにも、参考になるアイデアがいろいろ詰まってます。

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    Posted by ブクログ 2020年04月11日

    DDDの文脈で「エンティティ」「バリューオブジェクト」「サービス」「集約」といったものが何を指すのか理解できました。実践ドメイン駆動開発は現在精読中ですが、こちらの本を先に読む方が良いと思います。
    「境界づけられたコンテキスト」がマイクロサービスと相性が良いと言いますが、マイクロサービスに関する和書...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月24日

    本書は「ドメイン駆動設計」という、ソフトウェア・システムのモデリングおよび設計手法について説明したものである。

    ドメイン駆動設計は「ドメイン知識駆動設計」とよぶ方がわかりやすいと思う。
    これは、業務のモデリングおよびシステムの設計に、クライアントであるドメインエキスパートと共通の語彙を使ってモデリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月02日

    howtoより啓蒙本かなぁ
    経験してないと腑に落ちない気がする
    ユースケースドリブンとは併用できなそう
    強いアーキテクチャ制約を課すとDDDの良さは出なそう
    アジャイルというかイテレーション開発が受け入れられるか、お客さんのスキルレベルと参画度合いにDDD実現のキモと言えそう

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    Posted by ブクログ 2012年02月26日

    難しい言い回しもあり、理解出来ない点もあったが、
    共感でき、役に立つ部分も結構あり。

    またしぱらくたって、読みなおせば違った収穫がありそう?

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    Posted by ブクログ 2011年07月15日

    ---2011/7/15---
    とりあえず1回読みました。
    ズバリ今の私には非常に有益な本でした。

    オブジェクト指向の開発経験が乏しい私にはピンと来ず、すんなり理解できない箇所もあったので、この先繰り返し読もうと思います。

    筆者が関わったプロジェクトの様々な失敗の様子も記載されているのもよいです...続きを読む

    0

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