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私たちは本当に「自由が苦手」なのか?
新聞、雑誌、テレビのスポーツ報道は「オヤジ」である。少しセクハラっぽくて、組織を重視。感極まると熱く人生訓を語り始める。それだけではない、彼は周りにいる人たちを〈日本人〉に取り込もうと一生懸命である。スポーツ報道が発するメッセージを丹念に解きほぐし、新たな視点を提示する本。
第1章 本当はこんなに恐いスポーツニュース
第2章 女子選手に向けるオヤジな目線
第3章 スポーツニュースは“人間関係”に細かい
第4章 スポーツニュースは“国”をつくる
第5章 日本人メジャーリーガーが背負わされる“物語”
第6章 世界中で刷り込まれる“国民”
第7章 ワールドカップでつくられた“日本人”
第8章 イビチャ・オシムはなぜ怒ったか―むすびにかえて
Posted by ブクログ 2014年06月03日
盛り上がっている方々には大変申し訳なく思うのだが、大きなスポーツイベントの時期における暑苦しさは何度経験しても慣れない。あらゆる媒体でお祭り騒ぎ。各々のトピックスでは他の政治経済社会などでよっぽどの出来事が起こらないかぎりトップ。
もちろんスポーツ自体は見てもおもしろいしやってもおもしろい。選...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月22日
スポーツジャーナリストの玉木正之氏がNHKの「週刊ブックレビュー」で勧めていたので、森田浩之著『スポーツニュースは恐い——刷り込まれる〈日本人〉』(NHK生活人新書)を手に取りました。
スポーツニュースの何が「恐い」のでしょう? スポーツニュースに接するとき、私たちはたいてい現実の憂さを忘れようと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月09日
言いたいことはわかるし、今までいろいろな形で言われてきたことでもある。ただその論証の仕方は雑。著者が批判する、都合のよい部分だけを切り取って自説を展開するメディアの姿勢に、著者自身も陥っている。著者が世の中に訴えたい趣旨には賛同するので星3つとしたが、本当は星2つにしたい気分。イギリスのタブロイド紙...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月01日
[ 内容 ]
スポーツニュースは日々、特定のメッセージを発している。
そのメッセージとは“私たちは日本人である”というものだ。
しかし、その日本人とは、メディアのとらえた日本人であるだけでなく、サブリミナルなレベルで私たちの中に浸透する―。
本書ではスポーツニュースのメカニズムを丹念に解きほぐし、そ...続きを読む
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