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ゴミを荒らして困る、カアーカアーとうるさい、いきなり頭を攻撃された…カラスと人とのトラブルは耐えない。カラスと共存する道を探らなければ、人間も不幸だし、カラスも不幸である。想定外のことが起こると腹が立つ。何でこうなるのと思う。カラスの迷惑とはそんなものである。だから、まずカラスのことを知ってみよう。「カラスの常識」に則って行動しているカラスの立場に立ってみよう。山ではクマの知識が必要なように、現代ではカラスの知識が必要なのだ。カラスの立場に立って考える-それが、じつはカラスのみならず人が暮らしやすい社会をつくっていくのではないか。
...続きを読むカラスの生態がよくわかります。人間という動物が どんなに身勝手なヤツかよくわかる本です。カラスはよく見ている、カラスが可愛くなる本です。
Posted by ブクログ 2011年02月27日
「愛」を感じる本です。
相手のことをもっともっと知りたい。相手の立場になって考えてあげたい。どんなに嫌われ者でもかばってあげたい。これって愛でしょ。
カラス専門家といってよい著者の科学ジャーナリストは、愛らしくて、想像よりはるかに賢いこの黒い鳥を、本当にいとおしい眼差しで観察し生態を綴...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月16日
よくみる鳥なので何かとわかっているのか、と思っていたら、主食すら、「推定」。
ただいろいろな未知の話は一杯入っていて、
「カラスは見て餌を探す」(紙で多いをかけると探せない)
「自分の巣の近く=テリトリーに入ってきたり、巣を除く行為をするとそれをした人間を見分け、正確に攻撃する」
「ただし、人間...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月15日
2007年出版の本がなぜ、大量に平積みになっていたのかは
不明だけれど、カラスが好きだから、思わず買ってしまった。
ハシブトとハシボソがいるのは知っていたけれど、
知らないことばかりだったなあ……
この本は、カラスの研究書であり、
著者が記しているように、
「相手の立場に立って考える」ことを知...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年12月18日
わたしのカラス本コレクションに新しく加わった1冊.杉田昭栄氏や唐沢孝一氏などの諸々のカラス本と比べて,特段に新規で珍奇な新情報がたくさん追加されているというわけではないものの,この本は,カラスの都市伝説などに発する誤解を丁寧に丁寧に解いていくことに力を注いでいる.とても好感がもてる.
そう,私達...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月18日
カラスはスカベンジャーとも言われる種類の鳥です。スカベンジャーとは、ゴミや死体などを食物として、自然界の掃除役を担う動物を表わす言葉なんだそうです。それが、たとえば東京に大集中して、ゴミをあらし、人生を謳歌して、どんどん増えていきもしました。著者は、それは、ルールを守らない人間によってカラスを招き入...続きを読む
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