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仕事、人づきあい、スマホから
自分の人生を取り戻す
「毎日忙しさに追われている」
「時間はあるはずなのに、スマホに費やしてしまう」
「予定でいっぱいなのに、満たされない」
こうした感覚を持つ方は多いのではないでしょうか。
そんな悩みから抜け出す第一歩は、「時間の主導権」を自らに取り戻すこと。
そのヒントとなるのは、幸福度とビジネス効率の両面で世界トップクラスを誇るデンマークという国です。デンマーク人は、有限である「時間」という資源をとても大切にします。そして、その限られた「時間」という資源を、プライベートでも仕事でも「本当に大切なもの」に使うのです。
本書では、日本人が日本にいながらデンマーク流の思考方法を体現し、
「じぶん時間」を持てるようになるための実践的なメソッドをお届けします。
「他人の目」や「空気」に流されず、自分が喜びを感じる時間。
そのような時間を多く持てることが、人生を驚くほど豊かにしてくれます。
本書を読むことで、「時間の主導権」を握り直し、「自分の人生」を再構築していくことができるでしょう。
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Posted by ブクログ
この本を読んで一番大きかったのは、「時間があるかないか」ではなく、「自分が時間の主導権を持てているか」という考え方だった。
自分はもともと、休みの日でも予定が入っている方が好きだし、何もない時間があると「せっかく休みなのに何かしないともったいない」「他にもやらなきゃいけないことがある気がする」と考えてしまうことが多い。
予定がたくさん入っていると充実している感じがする一方で、いざ何もない時間ができると、スマホを見たり、「次は何をしよう」と考えたりして、意外と目の前のことに集中できていない。
この本を読んで、それは時間が足りないというより、自分で時間の使い方を決め切れていなかったのかもしれないと思った。
特に印象に残ったのが「○○時間」と決めてしまう考え方。
「今から1時間は読書の時間」
「今日は散歩する時間」
「ここでは何もしない時間」
というように、その時間の目的を一つに決めてしまう。
自分は何かをしていても、頭のどこかで「他のこともしないと」「せっかくの休みだからもっと何かした方がいいんじゃないか」と考えてしまうところがある。
だからこそ、あえて「今はこれだけをする時間」と決めることで、余計なことを考えず、その時間そのものをもっと楽しめる気がした。
読書をしているなら読書する。
公園にいるなら、ただ座ったり散歩したりする。
旅行に来たなら旅行を楽しむ。
そんな当たり前のことが、意外とできていなかったのかもしれない。
デンマークの人たちが、公園などで特別なことをするわけでもなく、ゆっくり時間を過ごしているという話もすごく好きだった。
何もしない時間を「無駄な時間」と考えるのではなく、それ自体を楽しめる。
自分は暇になると「何かしないと」と考えてしまうタイプだから、これはかなり取り入れたいと思った。
もう一つ良かったのが、「喜び」から先に予定を組み立てるという考え方。
普通は仕事や用事などの「やらなければいけないこと」を先に予定に入れて、残った時間で遊んだり休んだりする。
でも、それだと自分が本当にやりたいことはいつまでも後回しになる。
だから先に「何をしたら自分は楽しいのか」「今年は何を経験したいのか」を考えて、その時間を確保してしまう。
これは以前読んだ『DIE WITH ZERO』ともかなりつながった。
『DIE WITH ZERO』を読んで、若いうちに経験へ時間とお金を使うことを意識するようになり、実際にマレーシアにも行ったし、今回グアムにも旅行した。
もちろん旅行にはお金もかかるし、その時間を他のことに使うこともできた。
それでも今振り返ると、行ったからこそ残っている経験や思い出がある。
この本を読んで、そういう「自分が喜ぶ予定」を人生の中に意識的に入れていくことは、やっぱり大切なんだと思えた。
旅行だけじゃなく、読書でも、散歩でも、友達と過ごす時間でもいい。
「時間が余ったらやろう」ではなく、「自分がやりたいから、この時間を作る」。
その順番を変えるだけでも人生の感じ方はかなり変わりそう。
そして、自分にとってもう一つ必要なのが「余白」だと思った。
自分は予定を入れること自体が好きなので、休みの日にも予定を詰めたくなる。でも、予定で埋まっていることと、心が満たされていることは別だと思う。
何もない時間があるから、その日のことを振り返ったり、次にやりたいことを考えたり、単純にぼーっとしたりできる。
今までは「予定が空いている=まだ何かできる」と考えがちだったけれど、「何も入れないために空けておく」という考え方も持ちたい。
時間術の本として見ると、スマホから離れる、無駄なことを減らす、睡眠を確保する、目の前のことに集中するといった、どこかで聞いたことのある内容も多い。
デンマークと日本を少し単純に比べすぎかなと思う部分もあった。
でも、この本で良かったのは「もっと効率良くたくさんのことをやろう」という方向ではなかったこと。
むしろ、
何をやらないのか。
何を楽しみたいのか。
何のために時間を空けるのか。
を考える本だった。
自分の場合、これから必要なのは予定をさらに詰め込むことではなく、一つ一つの時間をちゃんと楽しむことなのかもしれない。
旅行しているのに次の予定を考える。
本を読んでいるのにスマホを見る。
公園に来たのに「このあと何しよう」と考える。
そうやって今まで少しずつ目の前の時間を薄めていた気がする。
これからは、「今日はこれをする」と自分で決めたら、その時間はそのことだけを楽しみたい。
そして、楽しみや旅行などの「喜び」を後回しにせず、先に人生の中へ予定として入れていきたい。
時間をただ埋めるのではなく、自分がどう生きたいかを決めて、そのために時間を使う。
何をするかだけではなく、何をしないかも自分で選ぶ。
忙しいことを充実と勘違いせず、余白まで含めて自分の時間として楽しむ。
「じぶん時間を作る」というのは、自由な時間を増やすことではなく、自分の人生の時間を、自分で選んで使うことなのだと思った。
Posted by ブクログ
他の著書と内容が被る所もあるが、読んで良かった。デンマークの効率的な働き方、休みの楽しみ方を取り上げた本。また今作は、そのような働き方を日本で行うにはどうしたら良いかに重きを置いて書かれていた。
どうしても日本人はこうだから…と決めて書かれている部分は読んでいて鼻につく所もあるが、納得できる所も多かった。特に、喜びを開拓するという趣味の開拓についての章では日本人の初めたらとことんやらなくてはいけないというマインドが新しい世界に飛び込みづらくしているのでは。という部分にはなるほどと思わされた。
他人の目が気になってじぶん時間が取れない人に読んでもらいたい。
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ビジネス・実用
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