あしながおじさん達の行方 2巻

今市子

施設育ちの春日には、匿名で学費援助してくれる五人の「あしながおじさん」がいる。謎に包まれた彼らの顔がだんだんはっきりと見えてきて、残るはあと一人…全員そろう事は衝撃の真実を告げるのだった! 感動の完結編★

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BLマンガ
• 出版社: 芳文社
• 掲載誌・レーベル: 花音
• 電子版発売日: 2014年02月21日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 78MB

[ブクログ · ★★★★★]

「･･･僕は十一年間離れたところから君を見てきたから　いっしょに暮らし始めてとまどう事ばかりで　いっしょに暮らしたらどんなだろうとよく考えたけど　実際は想像以上だった　もっと大変だったし忙しかったし楽しかった
　想像したよりずっと僕は君を好きになった」

[ブクログ · ★★★★☆]

一人、また一人と主人公・吉岡春日に学資支援をしてくれていた”あしながおじさんたち”が姿を見せ始める。けれど彼らがなぜ春日を支援するのか？その理由は辻褄が合っているようだが春日の疑問はまだまだ解消されない。春日は何故施設で育たなければならなかったのか。春日の親はどこにいるのか。シリアスなストーリを追いつつも、主人公の周りには嫁姑問題あり、同性愛者のカミングアウトあり、家出中のお嬢様あり・・・とどたばたと騒がしく動く。笑えて、しみじみして、あったかい気持ちになれるヒューマンドラマの完結編。

[ブクログ · ★★★☆☆]

そのままラストまで。お客様のお家にあったので、興味を持って読んでみました。人間臭いキャラクター書くのってなかなか難しいと思うんだけど、すごいな。

[ブクログ · ★★★☆☆]

春日を巡る物語も色々あってしんみり来るものがあるのですが、今回なんと言っても好きなのは、マンション管理人・夏海の話です。「お互いが望めば、いつかまた戻れるって・・。

[ブクログ · ★★★☆☆]

サスペンス、謎解き、人情。おおよそBLとは思えないストーリーの濃密さに読んだ人はびっくりすると思います。事実その詰め込み具合はすごい。1ページの情報量がすごくて展開も速い早い。おもしろいだけに、もっとゆっくり連載してもよかったと思う。ボーイズラブ的要素は薄め。エッセンス的なものにとどまってます。