芭蕉 「かるみ」の境地へ

芭蕉 「かるみ」の境地へ

990円 (税込)

4pt

3.0

古典文学の名作に数えられている『おくのほそ道』だが、芭蕉にとって紀行文を書くことは趣味であり、修練の一つであったにすぎない。芭蕉は、「俗」を対象とする俳諧を、和歌や連歌と同等の文学に高めることに苦心したが、生前それが叶うことはなかった。本書は俳諧師の名乗りをあげた『貝おほひ』以降の作品を丹念に読みながらその足跡を追い、「俳聖」としてではなく、江戸を生きた一人の人間としての実像を描く。

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芭蕉 「かるみ」の境地へ のユーザーレビュー

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年04月06日

    [ 内容 ]
    古典文学の名作に数えられている『おくのほそ道』だが、芭蕉にとって紀行文を書くことは趣味であり、修練の一つであったにすぎない。
    芭蕉は、「俗」を対象とする俳諧を、和歌や連歌と同等の文学に高めることに苦心したが、生前それが叶うことはなかった。
    本書は俳諧師の名乗りをあげた『貝おほひ』以降の...続きを読む

    0

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