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「アラブの春」の結果として、イスラム過激派は進化を遂げ、世界中を標的としはじめた。分裂し内部抗争を繰り広げ、さらに強大化するその勢力図と、背景に潜む中東各国とアメリカの思惑に迫る。
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Posted by ブクログ
■イスラム世界
A.イスラム主義の運動は、イスラム教の中心命題である「正義」「平等」に立ち返り、貧富の格差、政治腐敗などの矛盾を改善しようという運動だ。その中で、暴力によってその理想を達成しようとするのが、「イスラム過激派」である。
B.2013 年1 月、アルジェリアのガス・プラントで日本企業関係者がイスラム武装集団の人質となる事件が起こった。この事件の背景には、フランスによるアフリカ北部への軍事介入や長期にわたる同国の植民地支配に対する反発がある。
C.「アラブの春」以降、イスラム過激派の関心は、欧米よりイスラム世界内部の敵に向かいつつある。イスラムでは、対外的な戦争を「ジハード」、イスラム世界の宗派対立を「フィトナ」と呼ぶが、彼らはフィトナの闘争を強化している。
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