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Posted by ブクログ 2012年03月26日
これは傑作ですね。
前半の写楽とは誰なのか?
という謎を大学助手の津田と冴子、アドバイザーの国府の3人が
解いていく歴史ミステリーの要素と
後半の実際に起こる殺人事件を解くミステリーの要素とが
絡み合う構造になっているが
前半の歴史ミステリーのところが
浮世絵門外漢の自分でさえのめり込んでしまった...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月14日
写楽殺人事件 高橋克彦 講談社
前半は浮世絵史を紐解くようなドキュメントタッチでワクワクさせられ
後半は推理小説そのものでドキドキすることになる
この小説は
わずか10ヶ月間彗星の如く登場して消えた
写楽が何者であるかの謎解きと
完全犯罪を解明する探偵小説の両方を
楽しめるコリに凝った欲張りな設定で...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月04日
高橋先生の浮世絵への造詣の深さが存分に感じられる作品。
前半は写楽=昌栄説の立証のための証拠集めであるが、少しずつ足りないピースが埋まっていくのが非常に楽しいシーン。良平と冴子の仲睦まじいやり取りもあり非常に軽快に読み進みられる。ここはザ高橋作品といった感じで理詰め理詰めで可能性を削っていくのが面...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月28日
まぁ~~、読みはじめて
「あら~、こりゃあ、すごいものを読み始めちゃったな~」
って思ったわよぉ。
浮世絵師の写楽が、近松昌栄であった。という説を軸にして書かれているんだけども、これがすごいのなんのって。
日本史苦手な私は、最初は真剣に理解しながら読んでいったんだけど、津田が東北に調査に行ったあたり...続きを読む
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