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本書には,仮説実験授業研究会の最新の研究成果を収録。本号掲載の新作授業書は《はじめての世界史》です。世界史が得意な人でも,この授業書に出てくる問題にはなかなか正解できないはず。それは,これまでの学校教育の世界史の常識が偏っている証拠です。これまでの社会科の授業というものは,「正しい結論を押し付けられることばかり」でしたが,この授業書はそうした押し付けを排していることもあって,「歴史が苦手」という方にも歓迎されています。また,「世界史の教育は何のためにやるのか」という疑問の解答にもなっています。
★★ もくじ ★★
・編集者より
・英国における領主権の消滅過程 板倉聖宣
・〈授業書改訂の基礎学〉のために 小野健司
・授業書の〈お話〉をどう読むか 林泰樹
・〈授業書のねらいが達成されたかどうか〉は,どのようにして確認されうるか 竹田美紀子
・創刊20年をむかえたガリ本『未来の風』 牛山尚也
・10分間で楽しめる絵本『なにをたべたかわかる?』 佐竹重泰
・授業書《はじめての世界史―貿易から見たこれからの世界》 板倉聖宣・岸勇司
・貿易を通して世界がつながっていいな―中学2年生の授業記録 根本巌
・編集後記
・授業書・実験器具一覧
*本文78ページに一部誤りがあります。
授業書として印刷する場合は下記のURLから訂正版をダウンロードしてご利用ください。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。
http://www.kasetu.co.jp/download/pdf/3ki_teisei.pdf
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