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第3集の中心は,授業書《程度のもんだい》とその解説および授業記録です。副題に「磁石と電気の問題」とあるように,自然科学的な問題が取り上げられていますが,この授業書は道徳や社会科や生活指導などでの「程度のもんだい」と無縁ではありません。ですから,自然科学の教育関係者以外の人びとにも読んでいただけると嬉しいと思っています。
その他,松野修さんの「〈社会の科学〉教育の可能性」という論文と,18世紀イギリスの科学啓蒙家「ファーガソン自伝」があります。こちらのほうを先に読んでいただくのもいいと思います。
〔もくじ〕
・ 科学の巡回講師となった人の物語
世界の科学教育を開いた人びと・1
J・ファーガソン(1710~76)の自伝
・すべての物は磁石に感じるのか?
新実験……小さな力はどの程度測れるのか?
・〈社会の科学〉教育の可能性
・授業書等使用状況調査 何年でどんな授業書が教えられているか
・授業書《程度のもんだい》
本文と解説
授業記録(小学4年)
授業記録(高校1年)
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