なぜ日本は米英中ソと戦ったのか

なぜ日本は米英中ソと戦ったのか

ビジネス・実用
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大東亜戦争の「失敗の本質」とは? 先の大戦は、太平洋での日米戦争だけを見ていても理解できない。中国大陸での日中戦争、東南アジアでの日英戦争、満州・千島列島などでの日ソ戦争、これらを複合的に捉える必要がある。日本が米英中ソという大国を敵に回してしまった背景には、日中戦争の終わらせ方に問題があった――。終戦史研究の第一人者が、複合戦争としての大東亜戦争から日本の「失敗の本質」を読み解く。日本が陥った「4つの戦争」とは何だったのか? ●日中戦争:ゲリラ戦や謀略・和平工作が絡む泥沼戦 ●日米戦争:海空軍の戦力が問われる太平洋の島嶼戦 ●日英戦争:アジアの運命を変えた北ビルマの山岳戦 ●日ソ戦争:苦難の大逃避行を強いた大義なき満洲戦 【目次】●はじめに:なぜ「複合戦争」なのか ●第一章:日中戦争から日米戦争へ ●第二章:日中戦争から日英戦争へ ●第三章:日本の戦争計画――いかに収拾するか ●第四章:日米戦争――戦略と政略 ●第五章:ビルマ戦争――最後の日英戦争 ●第六章:後期日中戦争 ●第七章:日ソ戦争――終戦後の戦い ●終章:「複合戦争」の遺産 ●おわりに:戦争の「多面性」

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    なぜ日本は米英中ソと戦ったのか
  • タイトルID
    :
    2358576
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

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なぜ日本は米英中ソと戦ったのか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    公の場で天皇陛下が「先の大戦」というお言葉を述べらるとき、その多くはアメリカと戦ったアジア•太平洋戦争の事を指しているケースが多い。真珠湾への奇襲攻撃に始まり、広島•長崎への原子爆弾投下、そしてポツダム宣言の受諾と、期間で表すなら1941年(昭和16年)12月8日から、1945年8月15日になる。戦後日本を占領し、現在の対米従属国家の礎を築いたこの戦争を指して、先の大戦というのは、平和憲法により日本はその後、現在に至るまで戦争をしていないからだ。日本にとっては直近経験したこの戦争が「先」の対象であり、80年以上にわたり戦争をしない国家を維持してきた。この「アジア•太平洋戦争」については、今なお様々な研究がなされているが、その原因については様々な意見がある。それはそのまま、この戦争をどう捉えるか、帝国日本によるアジアへの侵略戦争か、諸外国の圧力から自国を守るための自衛戦争か、西欧諸国により植民地化されたアジア地域の解放戦争か。見方によって如何様にでも評価できるこの戦争は戦った相手国との関係性を元に、大きく四つの戦争に分ける事で、前述した捉え方を整理できる。本書はアメリカ(米)、イギリス(英)、蒋介石率いる国民党の中国(中)、ソビエト連邦(ソ)の四つの国に分けてこの「先の大戦」を分析する内容となっている。確かにそれを一まとめに見る視点が私自身にあったから、様々な意見や見方に対して、どれも合っている側面があるし、それらを一つの原因に集約しようとするのは困難だと感じていた。そういった意味では私にとって、本書の視点は斬新に感じ、頭の整理にも役立つ内容であった。
    一旦その視点に立つと、大陸中国内で行われた、中国との15年戦争(1931年(昭和6年)の柳条湖事件)、真珠湾攻撃後に宣戦布告されるアメリカとの太平洋地域全体での戦争(太平洋戦争)、東南アジア方面で繰り広げられ、植民地の宗主国であったイギリスとの戦争(大東亜戦争)、日本の傀儡政権である満洲国を始めとして、樺太や千島列島に対して雪崩れ込んできたソ連との終戦間際の戦争(日ソ戦争)、この様に一つ一つに原因や背景があり、その終わり方までも理解が進む。それら四つの戦争が同時並行的に実施されていた事で、互いの戦局や作戦が複雑に影響しあったのが「アジア•太平洋戦争」であったという理解になる。なぜ今までこの視点が私になかったのかは後述するが、分解後の理解と影響の与え方を丁寧に紐解いていく本書は、頭の整理に非常に役立つものであった。
    私はこれまでにそれなりにアジア•太平洋戦争を題材とした多くの書籍を読んできた方だと思う(勿論、研究者ではないし、専門的な学習をした身でもない)。その中で様々な書籍から多くの学びがあったし、知識もそれなりに増えた。よって前述した様な様々な意見や主張に対して、どれも一理あるし、一方向から見るのはダメだ、多方向から見なければ、この戦争を理解できないという決めつけがあった。それは沢山の考え方に触れた結果、行き着いた私の考え方に過ぎず、元々の歴史の事実は何ら変わりない。事態を複雑化して難しく考えようが、一つ一つに着目してシンプルに整理するかだけの問題であった。単純なその思考に戻してくれたのが本書であり、何年も解けない迷路へと勝手に迷い込んだ私を救う手立てとなった。勿論これで全てが理解できるわけではないし、何故戦争が起こり、どうやって再発を防ぎ平和を維持するかという謎が解けるわけではない。
    本書は日本がかつて自ら引き起こし(異論はあるだろうが)経験した未曾有の戦争を振り返る良い機会と方法論(私にとっての)になるだろう。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    『日ソ戦争』を読む前に、大戦の全体像を掴むために購入。英、米、中、ソ、それぞれとの戦争について、そのひとつひとつにスポットを当てなければ、太平洋戦争の全体像は掴めない、とする著者の意図は、本書を読む限り成功しているように感じる。

    ただ、予備知識がないと、話についていけないので、いくつか文献を読んでから、もう一度読んでみようと思う。

    0
    2026年09月02日

なぜ日本は米英中ソと戦ったのか の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    PHP研究所
  • 掲載誌・レーベル
    :
    PHP新書
  • タイトル
    :
    なぜ日本は米英中ソと戦ったのか
  • タイトルID
    :
    2358576
  • ページ数
    :
    312ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月23日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    13MB

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