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授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。日本人はなぜ戦争を繰り返したのか-。すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。国民的熱狂の危険、抽象的観念論への傾倒など、本書に記された5つの教訓は、現在もなお生きている。毎日出版文化賞特別賞受賞。講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補。
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Posted by ブクログ
日本がなぜ勝ち目がない戦争の道を突き進んだのか、 日本人として知っておくべき事実が明快かつ臨場感溢れる文章で綴られている
毎年8月は戦争関連の本を読む。 昭和史の根底には満州があった。日露戦争によって手に入れた満州を経営しようとする中で起こった満州事変から始まり、日独伊三国同盟、対米英戦争に踏み切り、ずるずると太平洋戦争の泥沼にはまり敗戦を迎える。愚かな歴史を半藤一利さんが解説する。とても分かりやすかった。必読の書。 ...続きを読む はじめの章 昭和史の根底には”赤い夕陽の満州”があった 第1章 昭和は”陰謀”と”魔法の杖”で開幕した 第2章 昭和がダメになったスタートの満州 第3章 満州国は日本を”栄えある孤立”に導いた 第4章 軍国主義への道はかく整備されていく 第5章 2・26事件の眼目は「宮城選挙計画」にあった 第6章 日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが… 第7章 政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン 第8章 第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした 第9章 なぜ海軍は三国同盟をイエスといったか 第10章 独ソの政略に振り回される中、南進論の大合唱 第11章 四つの御前会議、かくて戦争は決断された 第12章 栄光から悲惨へその逆転はあまりにも早かった 第13章 大日本帝国にもはや勝機がなくなって 第14章 日本降伏を前に駆け引きに奔走する米国とソ連 第15章 「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ…」 むすびの章 三百十万の死者が語りかけてくれるものは?
世界恐慌あたりから太平洋戦争終了までの戦前昭和の歴史の流れがよく分かる名作。なぜ戦争になったのか、要因は何なのか、正解はないが自分なりの解を持ちたい。
社会人になり久しぶりに日本の近現代史を復習しようと購入しました。ページ数はかなりありますが語り口調なので読みやすいです。満州での一連の事件から太平洋戦争への激動の昭和史を理解することができました。今を生きる人々にぜひ読んで欲しい一冊です。
歴史から学ぶことはたくさんあって大切なことは反省した後にちゃんと行動にうつすことだと思いました。著者が既に亡くなってしまっていると知りとても残念ですがこのような本を残してくれていてとてもありがたいと思いました。
曽祖父が海兵として過ごしたその時代、なぜこんなにも愚かな戦争をしなければいけなかったのか、知りたいので読み始めました。 むすびの章に書いてある「歴史に学べ」は、今においても耳痛。 約80年前に事実起こった戦争、なんとなく今の日本で口にすると右っぽく、変わり者と思われるような…この風潮…うーん! ...続きを読む 歴史おもろし!
呆れ、怒り、悲しみ、そして怒り‥ 負の感情しか湧き起こらない。 以前父に読んでみるといいよと渡されたものの、昭和の歴史はつらくて苦しくてつい避けていたけれど、じっくり時間があるので向き合ってみました。 半藤一利さんの優しい語り口で、読みやすく終戦までの昭和を考えることができました。 これほど多く...続きを読むの犠牲を払って、日本は、私たちは、ちゃんと学んで正しい道へ進めているのかな? 「でも残念ながら、日本人は歴史に何も学ばなかった。いや、今も学ぼうとはしていない。」 . 「つまり時代の渦中にいる人間というものは、まったく時代の実像を理解できないのではないか、という嘆きでもあるのです。」 「これは何もあの時代にかぎらないのかもしれません。今だってそうなんじゃないか。」 今のこの世界で、この状況で、 半藤さんの言葉が響きます。
どういう流れで、日本が戦争に突入していったかがよく分かった。二・二六事件がその後の意思決定に与えた大きさ。また(力ある)個人の考え、主張で日本の方針がどんどん変わっていくのがよく分かった 現在にも通じる教訓がたくさんあった。
日本史、特に近代日本の主要な歴史的事件や重要人物について不勉強のため、この機会に一読。 明治維新は攘夷運動という内乱を誘発しながらも、最終的には海外との国交をひらき、西洋から近代的な合理性を学ぶにいたる。しかし、日露戦争以降、日本は急速的に軍国化の風向きを帯び始める。 著者の提示する40年区切りはと...続きを読むても覚えやすく身になった。 原爆のカタストロフィについて大体把握していたが、それに加えて、大東亜戦争による「南進」が生み出した東南アジア諸国でのおびただしい数の死者、家を奪われた人々、また大戦末期における沖縄戦での兵士たち、一般市民等の悲惨すぎる死の数々には相当面食らった。
正直、この時代の通史を初めて学びました。戦国時代や明治維新も良いとは思いますが、この時代こそ、今、我々が真に学ばなければならない時代だと思いました。全員合唱は危険。むすびの章にあるように、無責任の嵐、空気で決まる、反省(過去からの学び)をしない、独りよがり、抽象概念を声高に言う、世界情勢把握の欠如、...続きを読む都合悪いことは起きないと信じる、、、。確か、カエサルは「人は見たいものしか見ない」と言っていたと思いますが、人間・社会というものはなかなか変わりませんね。だからこそ歴史を学ぶことは大事だなぁ、と痛感しました。
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昭和史1926-1945
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