海の底に雨は降らない

海の底に雨は降らない

小説・文芸
1,776円 (税込)

8pt

逆境のなかでは、人生を物語ることが救いになる?

介護していた母への自殺幇助容疑で捕まった光莉。
奪われた青春を取り戻す、彼女の再生の物語。

悲劇的に描かれがちなヤングケアラーの作品に反旗を翻した
『救われてんじゃねえよ』でデビューした著者、初の長編!

幼少期から十年間、学校にもほとんど通わず、北九州市の自宅で難病の母親をほぼ一人で介護してきた光莉。彼女は母の首吊り自殺を幇助した疑いで逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けてしまう。拘置所を出たあとは、叔母に引き取られて上京。二十歳の彼女は介護施設で働きながら中学の勉強をやり直すなど、青春を取り戻そうともがくなか、作家の日比谷と出会う。そして、自身の体験を小説にするよう勧められるのだが……。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    海の底に雨は降らない
  • タイトルID
    :
    2341227
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

海の底に雨は降らない のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一つ一つ紡ぐ言葉が、切なくて淋しくてやるせないのだけれど、でも透明感があって、主人公の根底にある無垢さや、会話のやりとりがふふっと笑えて、とっても好きだった。
    物語を書くことで、救われていくその過程を見守れて、ちょっとこちらも救われる。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    書評をみて読んでみた。聞いたことのない作家なだし、記述もリアルなので、この小説もしかして自伝的?と思ったけど、そういうのではないらしい。
     ヤングケアラーによる自殺幇助罪で執行猶予が付いた主人公の、魂の救済に至る日々の物語という、予想外に重い話でどう着地するのかと思いながら読んだ。10年間自分の生活

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーだった20歳の光莉。執行猶予付きの自殺幇助罪から保護観察になり、それからの日々がえがかれた小説。初読みの上村裕香さんの文章にひきこまれました。

    主人公の光莉が背負ったものの大きさが、後から追うようにやってきては彼女の気持ちを落としていきます。どんな形であれ、身内をなくすということはそ

    0
    2026年09月08日

    Posted by ブクログ

    懲役二年、執行猶予四年。

    罪状 【自殺幇助罪】

    二十歳の若市光莉は、母親の自殺を幇助した疑いで執行猶予つきの判決を受ける。

    光莉が九歳の時、母親が難病を発症。
    翌年に父親が失踪し、そこから十年、光莉は一人で母親の介護をしていた。

    介護ヘルパーを拒む母親と過ごした十年間。学校にもろくに通えず、

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    ナラティブ、ストーリーと物語、自分の物語を自分自身で書くこと。大人になった主人公の言葉どおり「大人たちが逃げたから、逃げる選択肢のないたった10歳の子どもの自分が背負うしかなかった」のであり、冒頭の事件につながってしまった。
    でも大人だから正しい行動ができる、なんて幻想だもんな。みんながみんな、いつ

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    母が難病になり、父が出て行ってから10歳だった光莉は、学校にもほとんど通わずにひとりで母を介護してきた。

    光莉が、母の首吊り自殺を幇助した疑いで逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けてしまう。

    拘置所を出た後、叔母に引き取られた光莉は、作家の日比谷と出会い、小説を書くように勧められるが…。


    0
    2026年08月17日

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーの主人公が、10年に渡り介護をしてきた母親の自殺幇助をするという重い話で物語が始まる。ただの暗い話ではなく、そして、無理矢理ハッピーエンドで終える話でもない、読み応えのある小説だった。

    0
    2026年08月11日

    Posted by ブクログ

    書店で偶然目に留まり、作者の第一作『救われてんじゃねえよ』が記憶に残っていたので購入

    読んでよかった

    『救わてれんじゃねえよ』の時にも思ったけど、読ませる力がある

    作者なりに小説や物語について表現したのが本作だろう

    物語ることでの癒し、カウンターとしての物語

    今後もこの作者の作品は読みたい

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

    ヤングケアラーの話。出だしから暗くて、文章もまどろっこしくてなかなか読み進めない。日比谷が登場してからは大分スピード感が出て面白くなってきたけど、やはり文章に馴染めない。

    閉鎖的で逃げ場のない状況で「なぜ助けを求めなかったのか」と言われても、「視野が狭かったから」というのはその通りだろうなと。自ら

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    若い注目の書き手さんということで読んでみました。うん、帯に窪美澄さんがコメント寄せるのも納得。あまりにも壮絶な主人公の境遇が、読んでいてつらく苦しいけど惹き込まれて一気読みでした。主人公のこれからの人生が少しでも良いものになるようにと祈らずにはいられない。

    0
    2026年08月15日

海の底に雨は降らない の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎単行本
  • タイトル
    :
    海の底に雨は降らない
  • タイトルID
    :
    2341227
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

幻冬舎単行本 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

上村裕香 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す