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Posted by ブクログ 2022年12月16日
1945(昭和20)年から翌1946(昭和21)年にかけての作品が収められている。1947(昭和22)年にまだ33歳にして早逝した作家なので、若いが「晩年」に当たる。
『夫婦善哉』を中古の新潮文庫で遥か昔に読んだことがあるきりで、さして印象のない作家だったが、今回読んでみてとても良かった。読みやす...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月11日
「女の橋」「船場の娘」「大阪の女」「アド・バルーン」「世相」「可能性の文学」は角川文庫で
既読。「表彰」をはじめ、既読の作品に見られる大阪に住む人々の暮らしぶり、市井の様子がまるで絵巻物のように広がって目に見えるようです。特に「アド・バルーン」の中に描かれる、犇めく夜店、灯る明かり、賑やかな界隈は幻...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月07日
オダサクさん喰えない人だなぁというのが感想。
ある作品では「阿部定の裁判記録を探している」と書いたかと思えば、「探しているのは嘘」と書いてみたり、実際には阿部定事件について【妖婦】を書いたわけで。私小説をやり玉にあげる姿勢も眉唾で見たくなるけど、要するに「面白ければそれでOK!」ってことなのかなぁ、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月15日
半分は新潮文庫の夫婦善哉にも収録されていた内容なので、新たに読んだのものはそれほどなかったのですが『女の橋』『船場の娘』『大阪の娘』などの連作は、構成もなにもあったもんじゃないようなセオリー無視の小説ですが、とても面白かったです。織田作らしい奔放な人情物でした。
『二流文学論』『可能性の文学』...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月13日
作之助の作品全部大好き脳内お花畑ハッピー野郎です
『アド・バルーン』がどちゃくそ好きで何回読んでも良〜〜〜!!!ってなります
『髪』は「撲られたということをここで語ることでユーモアを生んでいる」って解説では言ってるけど、私はいつもユーモア以前に作之助のこと撲ったやつ地獄で待ってろよって思いながら読ん...続きを読む
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