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Posted by ブクログ
4巻では、ギリシア神話から心理学用語になったもののうち、エディプス・コンプレックスの由来となった“オイディプスの悲劇”の話が印象に残りました。
5巻へ
【備忘録】
①エロスの姿を見たことで、プシュケは捨てられる。しかし、過酷な試練を乗り越えて、また2人は結ばれる。
②女神の裸を見ただけで罰せられた。
→アクタイオン(鹿に変えられる)
テイレシアス(盲目に)
③ペロプスとヒッポダメイア(嫉妬深き妻)の話
④オイディプスの悲劇→“実の父を殺し、実の母と結婚する”という神託を、知らないうちに実現していたという悲劇。
⑤アンティゴネの悲劇→王の命令に背き、兄を埋葬したため、洞窟に生きたまま閉じ込められ、自殺、婚約者も自殺。
Posted by ブクログ
今回の中心は呪われた国、テバイの話。
テバイを建国したカドモスが、かつてアレスの龍を殺したため、この国は呪われる運命となった。次から次へと子や孫が悲惨な死に方をした。
中でも特に悲劇だったのはライオスとオイディプスの代だったようだ。
テバイの王、ライオスは若い頃犯した罪が元で、呪われていた。予言者によると、「そなたはいずれ、自分の息子に殺されるだろう。」と、
だから、ライオスは自分の息子が産まれると、その足にピンを打ち付け、部下に谷に捨てにいかせた。だがその子は、コリントス王の部下に拾われ、コリントス王の跡継ぎとして育てられた。名前はオイディプス。
オイディプスが大きくなって、ある日アポロンの神託を受けに行くと、
「そなたは、国へ帰れば実父を犯し、実母を犯す。」と言われた。
そんなことを言われたら、もうコリントスへは帰れない。コリントスから遠く離れるため、向かったのは、なんと本当の生まれ故郷のテバイ。途中の道で、すれ違った者と互いに道を譲り合わず、喧嘩になり、相手を殺してしまった。だが、この相手こそ、実父のテバイ王だったのだ。
テバイ国の入口にはスピンクスが居座っていて、道行くものに謎掛けをして答えられないと、相手を食べてしまうということで、みんなが困っていた。「スピンクスを退治したものには未亡人となった王妃を娶らせ、国王とする。」と国のナンバー2に言われ、オイディプスは簡単にスピンクスに勝ち、見事、未亡人の王妃を娶り、テバイの国王となった。でも、未亡人の王妃って、つまり、お母さん…。
二人の間に次々子供たちが生まれ、国は安泰のように見えたが、疫病が流行り、不作になり、次々死者が出た。
そこでアポロンの神託を受けに行くと、「前王ライオスの殺人犯人がこのテバイにいる、そのものを処刑せねぱ、テバイは救われない。」と。
何も知らないオイディプスは、犯人に名乗り出ろと言った。そして「あとから発覚すれば、そのものの目を潰す刑に処す。」と。そんなとき、コリントスから使いが来て、「コリントス王が亡くなったので、オイディプス王子様にお帰り願いたい。」と。そして、その使いは、オイディプスは拾われた王子で、コリントス王の実子でないことを知っていたのだ。次々と明るみになる事実。王妃は自殺し、オイディプスは自分の目を自分で潰した。
神託は実現してしまっていたのだ。
なんか、旧約聖書にもこんな話あったなあ。
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