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埼玉県は蓮田の小さな蔵、神亀酒造七代目蔵元、小川原良征が造りの全量を純米酒に切り替えてから二十年。小川原を支えたのは戦中、蔵を守った祖母くらへの愛情と蔵再建への情熱だった。それは同時に業界からの批判や税務署からの圧力との闘いでもあった。今その名は広く知られる。しかし、闘いはつづく。「日本酒は稲作文化の生んだ偉大な華」の信念をたぎらせながら、これからも…。
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Posted by ブクログ
もともと15年以上の神亀飲みなのだが、こんなバックボーンを持つお酒だったとは、全く気がつかなかった。
ご主人の小川原さんの闘争心・信念・気配りはもちろんのこと(冷害の年に自分のところのお米をそっと差し出す優しさ、持っている知識を全て与える懐の深さなど)、それを支える奥様、そして大きな影響力を与えた明治の祖母くらさんの存在は大きいと思う。こういう人が真っ当なものづくりをしていると思うと、単なる一エンドユーザーに過ぎない私も誇らしく思う。
しかし今、真っ当なものに真っ当な対価を払うことをみんな忘れかけてはいないか。なんでもかんでも安けりゃいいのか。
2007.01.21-02.26
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