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Posted by ブクログ 2012年06月28日
ゲテモノとしての昆虫食紹介ではなく、かなり真面目な昆虫食考が読める本。昆虫の歴史、栄養、環境問題、食育と多岐のアプローチがどれも興味深い。
小学校に入る前、祖父が捕ってきたイナゴやハチの子の味はかなり遠い記憶になった。本の中でも書かれているが、元来人間の食べ物はその人間の近くに生息する動植物であるは...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月13日
昆虫食のススメであるが、これは良書。
本の構成がすばらしい。
味が良く、栄養価に優れ、繁殖(養殖)に適しており、(育てて食べるという意味で)食育にも優れた食材であることが様々なデータや引用により説得的に語られている。
昆虫食がJAXAでも注目されているとは、さすがに知らなかった。
以前、宇宙人から...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月19日
コガネムシはゴキブリのこと。
害虫としての認識は国家が作った虚構
アリストテレスはセミは孵化の直前が美味しいと記載。
食品に必要なのは、清潔ではなく、清潔らしさ。人間は脳でたべている。伏木亨
アメリカの食品衛生局は昆虫などの混入の許容レベルを定める。これは殺虫剤を多用するよりも無害な自然物の混入の方...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月03日
著者は幼少より昆虫食に親しみ,十年以上昆虫料理を研究してきたエキスパート。昆虫食の本来の意味を忘れないように,夜中に単身雑木林に入って虫を食べるという自己研鑽までしてるというから凄い。
単なるゲテモノ食の紹介というのではなく,昆虫食の人類史,世界各地の昆虫食文化,昆虫の栄養学,食糧資源としての昆虫,...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月21日
スーパーの店頭に美味しいコウロギが売られていたら買うのかもしれないのだけど、そのように風味付けられたものを食べるの本当の意味での食の多様性だろうかと考えた。
たとえばだけど現代人は牛・豚・鷄・魚などから動物性のタンパク質をとるのだけどほとんど同じ味付けのものが多い。
これはわれわれが味覚と...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月08日
著者の内山さんは10年以上昆虫を食べ続けており、題名からも分かる様に、本書はこの著者によって昆虫食、つまり「昆虫を食べる」をテーマにして書かれた新書です。
日本を含めた世界各国における昆虫食やその歴史の紹介、昆虫の栄養価、昆虫の料理の方法や料理シーンの記述、初めて昆虫を食べた人たちの反応等、昆虫食に...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月17日
カエル、ヘビ、トカゲ、カンガルー、ワニ、コウモリ、カメレオン、
トナカイ、アルマジロ、ダチョウ。
思い出せる限りの食べたことのある鳥獣肉である。う~む、他のも
何か食べているかも知れぬ。
しかし、虫となると僅か3種類だ。イナゴにハチの子、そしてザザムシ
である。あ、芋虫の入ったテキーラ(?)は飲...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月10日
入門、と銘打ってはいても、実際は「食材として認識されている」昆虫はもとより、海外の昆虫食事情や、文化の中での昆虫食まで余すことなく語られている。僕が住んでいるところには昆虫を食べるという習慣はないので、巻頭の昆虫料理の写真は衝撃的だった。昆虫寿司とか、昆虫ピザとか、なんだか罰当たりっぽい料理がたくさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月01日
20120501
正直、B級面白読み物のつもりで買いました。
ゴメンナサイ。
読んでみると雑食動物の環境適応能力から食文化、食育や人口増加による食料危機対策までを網羅した、「昆虫食入門の決定版」と言っても過言ではない良書でした。
圧巻は具体的を列挙した第二章「食べられる昆虫プロフィール」!
い...続きを読む
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